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浮気や不倫の謝罪の手紙に書くべきこと

妻への謝罪文

浮気や浮気未遂で奥様へ謝罪の手紙を書くときのポイントをご紹介します。

 

よくあるご相談

・同僚と不倫したことがバレた

・LINEやメールを見られて追求された

・マッチングアプリや出会い系サイト、風俗サイトの利用や閲覧がバレた

・元彼女と連絡していることがバレた

・キャバクラなどの利用がバレた

・2回目、3回目の浮気がバレた

・ホテルのレシートなどが見つかった

謝罪文のご相談は、肉体関係があった場合だけではありません。約半数は未遂というか、女性と連絡をしたこと、連絡しようとしたこと、夜のお店や出会い系サイト(アプリ)の閲覧に関するご相談です。

 

その結果、どういう状況か

・奥様から離婚したいと言われているが、一緒に住んでいる

・奥様が実家に帰ってしまった(ご主人が追い出された)

・離婚の話は出ていないが、責められている

・女性に慰謝料を請求すると言われている

・会社をやめろと言われている

事実かどうか、証拠があるかどうかは重要ではありません。奥様が何を信じ、どう行動するかが重要です。本当に浮気はしていない、出会い系サイトに登録しただけかもしれません。しかし、誤解であっても、それを放置すれば離婚になってしまう可能性があります。

 

『なんで浮気したの?』の正解は?

浮気や浮気未遂でほぼ必ず奥様から聞かれることは『なんで○○したの?』です。

それに対し、ご主人はなんと答えましたか?

・つい出来心で、相手から誘われたから

・妻とセックスレスだったから、寂しかったから

・仕事のストレスで、暇だったから

・酔っていたから

・分からない、無言

これらはどれも、事実かもしれません。しかし、奥様が求めている回答ではありません。正解がどんな言葉でしょうか?

 

発覚時のNG発言

浮気発覚時のNG発言をご紹介します。謝罪は浮気したことだけでなく、それ以外について謝罪することがとても重要です。なにが悪かったかを自覚することが、謝罪のスタートです。

さらに嘘をついた

『…ラブホテルには行ったけどなにもしてない』『…LINEの気持ちよかったというのは冗談』など。

多くの男性は、テンパると、無理な嘘をつきます。そして、それはほとんどバレています。証拠がなければ追求はされていないかもしれませんが、信じたわけではありません。奥様はあなたに『嘘をつかれた』ということに対して、とても幻滅します。夫に浮気を問い詰めることは相当な覚悟が必要です。正直に認め、謝罪してくれたら離婚はしないと思っている女性も多いのです。その期待を裏切ったことは、浮気よりも重大な問題となります。

コラム:離婚したくないから嘘をつく

奥様から浮気を問い詰められたとき、多くの男性は大なり小なり嘘をついたり、黙ったり、逃げたりします。最初からすぐにすべてを認める人は珍しいでしょう。しかし、これは反省していない、離婚したい、奥様をバカにしている、というわけではありません。ほとんどの浮気は遊び(出来心)です。軽い気持ちであり、離婚したかったわけではありません。離婚したくないからこそ、正直に認めたら離婚されてしまうと恐れ、嘘をついてしまうのです。ただ、残念ながら、嘘をついたことは奥様にとってはマイナスにしかなりません。信用がさらに失われた、彼女を守りたいから嘘をついたんだ、自分の保身しか考えていない、など余計に悲しませてしまいます。謝罪の手紙で重要なことは離婚したくないから嘘をついてしまった、ということをどう理解して貰うか、です。

逆ギレ

『なんで携帯を勝手に見た!プライバシーの侵害だ!』『なにもしてないって言ってるだろ!しつこいぞ!』『そんなに疑うなら出て行け!』『親は関係ないだろ!』など。説明は不要ですよね。法律(プライバシー侵害)や権利義務(答える義務はない、親に相談する権利はない)などを主張する人がいますが、夫婦の間にあるのは権利義務ではなく、愛情と思いやりです。

離婚を容認

『そんなに疑うなら離婚だ!』『本当に俺が悪かった…。離婚したいのなら、してもいいよ』など。離婚するかどうかは、有責側に選ぶ権利はないですよね。離婚するかは奥様がが決めることです。そもそも奥様が聞きたいのはそんな言葉ではありません。『僕はそれでも離婚したくない。妻を愛してるから』という言葉です。その上で『…もう次はないからね』という発言ができるのです。

妻のせいにする

『セックスレスで寂しかった…』『子供ができて、家に居場所がなかった…』など。不倫は不倫であってどんな理由があっても許されるわけではありません。しかも、被害者である奥さんのせいにしてはいけません。例え事実で、奥様に聞かれたから答えただけだとしても、とても傷つけます。もちろん、様々な事情があるので、すべてご主人が悪いとは思いません。ただ、それをどう奥様に伝えるかが難しいところです。

浮気相手を守ろうとする

『彼女は関係ないから、連絡するな』『俺が全部悪かったから、彼女には慰謝料請求しないで欲しい』『彼女の連絡先は消したから無理』など。面倒なこと、おおごとにしたくない気持ちも理解できますが、事態を悪化させる発言です。不倫相手を守れば守るほど、奥様は本当に傷つきます。『そんなに浮気相手が大切なら、離婚しましょう』と言いたくなります。もし、浮気相手の女性を守りたい場合でも、それを奥様に言うのは逆効果です。

証拠がないから

『俺が不倫した証拠は?』など。義務や権利の問題ではないのです。どんどん信頼を失って、離婚に近づいています。

開き直る

浮気について、聞かれていないことまでペラペラ話す男性もいます。奥様は質問はしていますが、本当に浮気の詳細が知りたいとは限りません。正直、夫の浮気のことなんか聞きたくないのです。知れば知るほど、奥様の心の傷は大きくなり苦しみます。ご主人は隠し事がなくなってスッキリするかもしれませんが、奥様は辛いのです。

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浮気だけでなく、これらに対する謝罪も必要です。謝罪文とは、浮気したことに対する謝罪だけではなく、奥様を傷つけたこと全般について書かないと、あぁこの人は私の気持ちをまったく理解していないんだな、と余計に悲しませることになります。

 

浮気発覚後のNG発言&行動

浮気発覚時だけでなく、そのあとの対応でも地雷がたくさんあります。素直に認め、謝罪し、反省している場合でも同様です。

どうして欲しいの?』ご自身で考えるべきです。

まだ怒ってるの?』たった数日、数週間で忘れることはできません。

もう謝ったじゃん』謝って終わりではありません。

じゃあ、どうしたら許してくれるの?』許されることではありません。

そんなに辛いなら離婚する?』離婚したかったら、奥様からそう言われます。辛くても離婚を望んでいないため、我慢して乗り越えようとしているのです。

家にいると妻の機嫌が悪いので、家にいる時間を減らす 信頼がゼロのあなたが、いま、家にいないと、奥様はどう思うでしょうか。また浮気してるのかな…と不安になります。

家の雰囲気が暗いので、明るく振る舞う 『よく笑えるね?』『なにヘラヘラしてんの?反省してんの?』と言われます。

反省しているので、メソメソする 『目障り』『泣きたいのは私の方だけど』と言われます。

つまり、残念ながら、あなたが家にいても、いなくても、明るくしてても、暗くしてても、奥様の機嫌がよくなることはないのです。

 

コラム:謝罪に終わりはない

『では、どう行動すれば妻は許してくれますか?』と聞かれます。

例えば、こんな会話になりませんか?

妻:なんで浮気したの? ⇒ 夫:「」 ⇒ 妻:言い訳すんな!

妻:なんとか言え! ⇒ 夫「」 ⇒ 妻:謝れとは言ってない!聞き飽きた!

妻:正直に言え! ⇒ 夫「」 ⇒ 妻:聞きたくなかった!

など、奥様の質問や要望にどう答えても、結局、怒られます。なぜなら、奥様も混乱していて、自分自身がどうしたいのか分からないのです。上記のように、家にいてもいなくても、笑っていてもいなくても、正直に話しても話さなくても、結局、奥様が望む答え、正解などはないのです。重要なことは、それを理解し、逆ギレせず、口答えせず、繰り返し謝罪し、誠実に丁寧に対応することです。そして、奥様の気持ちに寄り添うことです。

『○○(謝罪や言う通りに)したのに』という考えは捨てましょう。『じゃあ』『でも』『だったら』のような発言はNGです。もちろん『お前が聞いたから答えた』なんて口答えしてはダメです。しかし、謝罪だけでもダメです。手を変え品を変え、できることをすべてやる姿勢が大切です。その中のひとつに、長文で手書きの謝罪文があります。

経験上、諦めずに謝罪し、一緒に住んでいれば、この状態が1年も続くケースは少ないと思います。誠実に対応を続けた場合、数ヶ月で、ある程度は普通の暮らしに戻れます。逆に言うと、時間が過ぎることを待つしか方法はありません。絶対に、焦らないこと、急かさないことが大切です。明日、奥様がすべてを忘れ、不倫発覚前と同じように接してくれる魔法は存在しません。

謝罪に終わりはない、ということを忘れないでください。

 

自己満足な謝罪文にしないために

謝罪で重要なことは、自分がなにをしてどう思うかではなく、奥様がなにに苦しみ、なにを求めているか、ということです。そのヒントは奥様自身の言葉にあります。しかし、多くの男性はその言葉を聞いておらず、自己満足な謝罪をしてしまうことがあります。代表的な例は、「これからは家事育児を頑張る」「もう浮気しないから信じて欲しい」などです。

 

浮気された妻の気持ち

まず、浮気された女性からの相談の中で、よく伺う悲しみをご紹介します。

愛されていたと感じていたのは、すべて嘘だったのか

私は夫を愛していたり、夫からも愛されていると思っていた。しかし、夫は浮気した。浮気したということは、私と子供を愛していないということだ。愛情も優しさもすべて嘘で、それらは私だけが錯覚していたのかと思うと辛い。夫のすべてが信じられない。

女性として魅力がないのか

セックスレスは歳を重ねて性欲が減少したからだと思っていた。でも、不倫相手とは肉体関係を持っていた。もう女としての魅力がないんだと言われている気がした。

妻として至らない点があったのか

完璧な妻ではないけれど、家事に育児に仕事に、自分なりに一生懸命、頑張ってきた。夫は浮気するような人間ではないと思っていた。私のなにが悪かったのか、私のなにが至らなかったのか、私はなにをしたら良かったのか、ずっと考えてしまう。どうしたらいいのか、誰か教えて欲しい。時間が巻き戻せたらいいのに。

今までの家族としての思い出がすべて無意味に思えてしまう

家族で行ったテーマパークに、温泉に、街に、レストランに、不倫相手と行っていた。私が座る車の助手席に、不倫相手が座っていた。楽しかったお出かけのとき、主人はどう思っていたのだろう。不倫相手のことを考えていたのだろうか。裏切られたことで、今までのすべてが嘘だったのかと思ってしまう。

子供を傷つけたことが許せない

夫は仕事が忙しいと思っていたので、子供が寂しいと言っても我慢させてきた。しかし、ただ不倫していただけだった。浮気を疑っているとき、浮気が発覚したとき、私達がケンカをしては子供を悲しませた。私が情緒不安定になり、子供に迷惑をかけた。子供の学費、進学費用に使うべきお金を浮気相手とのホテル代、デート代で使われた。子供を傷つけた夫を、一生許さない。など、たくさんあります。

 

妻からなにを言われたか?

上記の気持ち、悲しみは当事務所への相談の中での発言です。そのまますべてをご主人に言う女性ばかりではありません。なぜなら、奥様にもプライドがあるからです。ただ、すべてを直接、言わなくても、言葉の端々にその意図やSOSが含まれています。その真意をどれだけ汲み取り、謝罪するのか、が謝罪の大きなのポイントです。言われていないから知らない、説明されていないから分からないでは、奥様のことをなにも考えていないと思われます。特に「あなたには言っても分からない」「前にも同じことを言った」「あなたは人の気持ちが理解できない」のようなことを奥様から言われたことがある男性は要注意です。

私を愛していないから浮気したんだ

私より浮気相手の方が好きなんでしょ?離婚したいから不倫したんでしょ?なども同じです。これに対し「違う、そうじゃない」と言っても、それは奥様が求めている言葉ではありません。愛されている、という安心が欲しいのです。もちろん、どんなに言葉で伝えても、私は嫌いになった、などと言われるかもしれません。言葉で愛している、ではなく、本気で私のことを考えてくれている、と思って貰う必要があります。

信頼がなくなった、信用できない

裏切られた、もう信用できない、なども同じです。信用とはなんでしょうか。信用できない、と言われた奥様に対して、信じて欲しい!と言っても、あまり意味はないでしょう。(言わないよりマシですが) 信用とは、実績や行動によって生じるものです。奥様は具体的な行動、指針を求めているのかもしれません。それが具体的になにか、です。

子供が可哀想だと思わないのか

お子様がいる場合、ほぼ100%、子供に関することは言われます。時間的なこと、金銭的なこと、愛情的なこと、将来的なこと、さまざまです。育児のことで責められるかもしれません。ただ、どれだけ子供のことを愛している、大切に思っている、と言っても、なかなか伝わりません。言葉だけなら、なんとでも言えますから。

 

コラム:離婚したい、の本当の意味は?

奥様から離婚したいと言われて「絶対に俺は離婚しない!」と言うか「君がそんなに離婚したいなら、僕に反対する権利はない」と言うか、どちらが優しい、もしくは誠実でしょうか?

確かに離婚に応じて、しっかり慰謝料や養育費を支払うことも大切です。ただ、その前に奥様の本心を知ることが肝要です。浮気されて、離婚する!と言わない女性はいないと思ってください。それくらい、辛いことなのです。辛くて、悲しくて、どうして良いか分からないとき、ただただ逃げたい、離婚したいと誰もが思うのです。もちろん、奥様が冷静になっても本気で離婚したいときは速やかに応じて、相場以上の慰謝料等を支払うことが誠意だと思います。しかし、なにも考えずに言葉をそのまま受け取って離婚に応じる、というのは誠実ではなく、ただ無責任でなにも考えていないだけかもしれません。会社で上司に「帰れ」と言われて、本当に帰る新入社員のようなものです。

まず最初に言うべきことは「いつでも離婚に応じるよ」ではなく、「心から愛しているから絶対に離婚したくない」という言葉ではないでしょうか。それでも本気で奥様から離婚したいと言われたときに離婚に応じる、で遅くないはずです。

 

浮気以外についても

これまで浮気や不倫に対する謝罪の本質をご紹介しました。浮気された奥様が本当に求めていることを知るべき、ということです。ここからは、具体的に謝罪すべきことをご紹介します。ここでは”浮気”そのもの以外に、奥様が怒っていることをご紹介します。

仕事と嘘をついたこと

ほとんどの場合、残業や出張、休日出勤などと嘘をついて浮気しています。それは奥様からすると『家族のために、仕事を頑張ってくれてるんだ』と感謝していた気持ちを裏切られたと感じます。さらに、自分の悲しみより『パパは仕事だから』と我慢させてきた子供たちの気持ちを裏切ったこと、許せません。特に単身赴任、出張など、不在の時間が長いほど恨みを買います。

お金のこと

普通の家庭であれば、ある程度の節約をしています。奥様が一生懸命に節約していたのに、あなたが不倫相手とホテルに行って、何万円も無駄にしていたことを知れば、節約の努力がバカバカしくなるのです。家族とはファミレスしか行かないのに不倫相手とはレストランに行くことは家族よりも不倫相手に愛情があると感じてしまうのです。そしてそれは子供のためのお金です。子供の進学費用、教育費用です。つまり、不倫して子供を苦しめた、と考えてしまいます。

奥様の母親に対すること

お子様に対する謝罪が大切なことは想像しやすいと思います。それと同じように、奥様の親にも申し訳ないと謝罪すべきときがあります。男性は浮気されても親に話しませんが、女性は母親に相談することが多々あります。それをご主人に伝えるかは不明ですが、奥様の母親にも迷惑、心配をかけたかもしれません。特に、せっかく結婚を祝福してくれたのに、離婚で母親を悲しませることになりそう、ということを女性はとても気にします。そうした配慮ができると、ご主人が奥様のことを本気で考えてくれているのだな、と伝わりやすくなります。

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他にも、それぞれの状況で、たくさんのポイントがあります。これらに対して謝罪がないと、奥様や子供の感謝や努力をまったく理解していない、ということになります。『もう浮気しないからさ~』という言葉が余計に奥様を失望させることになるとご理解頂けると思います。

 

謝罪文のコツ

これまで浮気以外のこと、浮気発覚時やその後の発言や態度に対しても謝罪が必要なことをご紹介しました。次は、謝罪文のテクニックやコツをご紹介します。

ペナルティを課す

ほとんどの男性は、浮気された奥様の苦しみを理解できません。浮気された側は夜も眠れず、食事もできず、辛くて辛くて大変なのに、あなたは隣りでぐーぐー寝て、普通に出社しているのです。そんなのムカつきますよね。奥様からすると、浮気したご主人は前と何も変わらず、何も影響がなかったように感じてしまいます。離婚しない場合、夫から妻に慰謝料を払うことはほとんどありません。つまり、ご主人はなにも損をしていませんよね? 奥様に慰謝料を払えということではありません。なにもペナルティがないことが奥様はムカつくのです。極端に言えば、奥様がご主人に課せるペナルティは離婚しかないのです。しかし、離婚は奥様やお子様も大変です。だから奥様もどうして良いか分からないのです。ほとんどの男性の謝罪文は、謝罪や「今後は○○します」だけしか書かれていません。本気で反省している、と思って貰えるようなペナルティを自分自身で課すことがポイントです。坊主にする、お小遣いをゼロにする、スマホを解約する、すべての家事育児をする、などの小手先の話ではありません。本質的なことです。

人間性を変える

「ごめんなさい、反省してます、もう○○しません」という謝罪と誓約だけでは意味がない、と繰り返しお伝えしてきました。奥様の気持ちをなにも考えていない、奥様の話をなにも聞いていない、と同義です。浮気の最大の問題はご主人を信用できなくなることです。つまり、今のまま信用して欲しいと何度お願いしても、まったく意味がありません

いまの性格、考え方、人間性を変える必要があります。生まれ変わるくらいの覚悟、決意、行動が必要です。もちろん、生まれ変わります~と書いてもダメです。そう簡単に人間性は変わらないとは奥様も理解しています。いかに奥様に「今回の謝罪はこれまでと違うな」と思って頂けるかがポイントです。

すべては奥様を愛しているから

ご主人の目的は、離婚されたくない、許して欲しい、家に戻ってきて欲しい、などだと思います。では、そう願う理由はなんでしょうか?

それは奥様を愛しているからですよね。

現実には100%奥様を愛していて、なにも不満がないという男性は少数派だと思います。これは女性でも同じだと思います。夫婦の愛情は恋愛感情のようなものばかりではなく、家族愛であったり、情であったります。すべて正直に書けばいい、ということではありません。

このため、一番大切な奥様を愛しているという表現が謝罪文に書かれていないケースがほとんどです。恥ずかしい、嘘くさくなる、という面もあると思います。

もちろん、浮気した夫が単純に、妻を愛していますと言ったり書いたりしたところで、私を愛していたら、浮気なんか出来るはずない!と絶対に言われます。浮気がバレたから愛していると言われても、誰も信じないし、嬉しくありません。むしろバカにしている、と逆効果です。

奥様が不快に思わないように愛情を表現することが最大のポイントです。浮気の謝罪文は、どれだけ奥様を愛していて、感謝しているか、を伝えるラブレターのようなものです。ただロミオメールと呼ばれる気持ち悪い内容にならないように注意が必要です。

ここが非常に重要で、最も難しい部分です。よほど自信がある場合以外は、専門家にご相談された方が無難だと思います。特に正直な男性ほど逆効果になる可能性が高いと感じます。

 

まとめ

浮気の謝罪文には謝罪と誓約だけでなく「自分自身にペナルティを課す」「人間性が変わったと思わせる」「愛情表現」が重要だと書きました。

しかし、どう謝罪文に書くかは具体的に書きませんでした。

それはここに書いて、万が一、奥様が知ってしまうと、効果が半減してしまうためです。ここまで読んで、少しでも参考になったと思えた方は、ぜひ「謝罪文作成サポート」をご検討くださいね。

謝罪文作成サポートで作成する案には、このページに書いたこと、すべての対策が盛り込まれています。謝罪だけではなく、感謝や愛情の表現、そもそも何が悪かったのか、が書かれています。このため、最近では5000文字を超えるケースも珍しくありません。(ボリュームはお客様がどんな謝罪をしたいか、によって異なります)

ご自身で原稿用紙10枚以上の手紙を考えることはとても大変だと思います。謝罪はある程度、スピードも重要です。奥様が弁護士に依頼してから謝罪文を書いても手遅れです。

本気で離婚したくないという方にオススメです。デメリットは費用がかかること以外にないはずです。もし将来的に離婚することになったとしても、誠意ある謝罪をしたことは、きっとマイナスになりません。料金やご依頼についてはトップページをご覧くださいね。

 

諦めない、絶望しない

「どうせ謝っても許してもらえない」「これからずっと嫌味を言われ続けるなら結婚生活を終わりにしたい」という考えも理解できます。正直、謝罪するより、離婚した方がご主人も楽かもしれません。諦めることは簡単です。ただ、ご自身がどうしたいかではなく、奥様とお子様にとってなにが良いか、を考えましょう。結果がどうであれ、誠意ある謝罪をすることは必要なはずです。できることをすべてやった上で、それでも奥様が離婚を選ぶのであれば、それはそれで尊重できるはずです。

人は誰も間違うものですし、完璧な人などいません。どうか、自暴自棄にならないでください。どうか、ご自身の命や人生も大切にしてください…。もし離婚しても父親としてできることはたくさんあります。

 

離婚を減らしたい

繰り返しになりますが、離婚で悲しむ奥様やお子様がひとりでも減るお手伝いができると幸いです。ご依頼された方から「とりあえず離婚が回避できそう」と報告があるのが一番の喜びです。残念ながら離婚になってしまう場合でも、誠意ある謝罪をすること、愛情や感謝を伝えることにデメリットはないはずです。

 

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