離婚を考え直す手紙の例文

このページでは、浮気が原因でない場合の「離婚を回避したいときの手紙」についてご紹介します。男性が奥様と離婚したくないケースを想定しています。

 

よくある地雷文章

家事や育児を頑張ります?

奥様への手紙で、ご自身が言いたいことばかりが書かれていて、奥様が言われたいことがまったく書かれていないケースがあります。よくある例が「家事や育児を頑張ります」というワードです。

例えば奥様が本当にそれを求めているのであれば重要です。しかし、すべての女性がそうとは限りません。女性は家事や育児が好きで、プライドを持って行っている方もいます。もちろん、ときには面倒や苦痛に感じることもあります。しかし、大切な家族の笑顔のために、美味しいご飯を作ってあげたい、子供のために家を清潔に保ちたい、という気持ちもあるのです。それをまるで苦役のように、償いとして「家事や育児を頑張ります」と書かれても、逆効果なのです。誰もそんなことを望んでいないし、まったく私のことを理解していない、と思われます。贖罪として子供と過ごすのでしょうか?

大事なことは家事や育児をすることではなく、家族の笑顔のためになにかしてあげたい、という気持ちです。例えば、家事のあとにコーヒーを淹れて一緒に飲む、マッサージしてあげる、という方もいました。(手紙に書くわけではありません)

本当に奥様が求めていることを一生懸命に考えること、知ることがスタートです。

 

お小遣いを減らします?

これも上記と似ていますが「お小遣いを減らします、いりません」というサンプルです。

本当に奥様はこれを望んでいるでしょうか? 確かに、お金があるから浮気した、風俗に行った、お金を浮気相手に使った、というケースは多いので、奥様から「お小遣いなし」と言われることは多いと思います。懲罰的な意味合いもあると思います。

ただ、実際に浮気された奥様の相談を聞いていると「お小遣いなしにしたい」という女性はほとんどいません。なぜなら、自分の愛するご主人を困窮させたい、恥をかかせたい、とは考えないためです。働いている以上、水分補給や栄養補給、飲み会、付き合い、後輩におごったりは必要です。頑張って働いている大人に対して、1円も使うなとは思いません。誰にでもリフレッシュは必要です。

注意して欲しいことは、奥様の言葉をすべて真に受けることではなく、その本心を考えることです。離婚したい、も本心である場合と、そうでない場合があります。言われたことをただ手紙にしたり、実行することは何も考えていないだけです。実際に無理なこと書いても逆効果ですし、奥様をバカにしているように感じられます。

 

慰謝料を払います?

生活する以上、お金は大事です。離婚後もお金が大事です。ただ、お金のことよりも、家族への愛情がもっと重要です。例えば「慰謝料として結婚前の貯金から◯万円を払います」などです。確かに、法律的には結婚前の貯金は個人の財産なので、離婚しても財産分与には関係なく、払うことに意味があるかもしれません。

ただ、じゃあ、離婚しなかったらそのお金は自分のためだけに使うつもりだったのでしょうか?結局は子供のためのお金、家族のためのお金だと思います。正直、モヤモヤします。最近では共働きが増え、別会計、それぞれのお金を自分で管理しているという家庭が増えています。それが悪いわけではありませんが、俺の稼いだお金、という意識が強い男性は揉めやすいです。良い悪いではなく、離婚しやすいです。

奥様に慰謝料としてお金を渡すことではなく、家族のためにお金をどう使うか、どう管理するか、を一緒に考えることが大切です。もっとハッキリ書くと、自分のお金を奥様に管理されたくない、という考えは奥様を信用していないか、ワガママに使いたい、というケースが多いです。(そうでないケースもありますが…)

 

 

たった1行で全然違う

上記でご紹介した例は、本当によくある文言です。しかし、こうした大したことのない1行だけでも、これだけの注意があります。これは浮気された側にしか理解できないと思います。おそらくですが、あなたがどれだけ良い夫でも、かなり難しいでしょう。ただ、それは仕方ありません。性別や立場が違うので、簡単に理解はできません。まずは、理解できない、という自覚が大切です。これを自覚していない男性が多いので、自己満足で傲慢な手紙が多いのです…。

 

その他の注意をちょっとだけ。

インターネットのサンプルをコピペしない

ネットには離婚回避のためのサンプルがたくさんあります。書き出しやポイントを参考にするのは良いでしょう。しかし、あくまで参考に留めてください。なぜなら、ネットのサンプルは個別の事情について書かれておらず、とても薄っぺらい内容だからです。例えば、今回が初めての離婚騒動なのか、子供が何歳なのか、過去にどんな謝罪をしたのか、など、まったく含まれていません。離婚回避の手紙で重要なポイントは謝ることではなく、奥様の信頼を少しでも回復することです。

 

反省した、を400文字で

ネットのサンプルでは「心から反省しています。後悔しています。申し訳ございません。もう二度と同じことを繰り返しません」ということがよく書かれていますが、まったく具体的ではありません。「とても後悔しています」だけでは、なにに対して、どう、どのくらい後悔しているのか分からないのです。とりあえず謝っているだけにしか思えません。反省だけで原稿用紙1枚分くらい書くイメージが必要です。

 

 

行動ではなく、考え方が変わったか?

男性、特に優秀で仕事の出来そうな男性は、反省と今後の行動について、とても理論的に分かりやすく書いているケースがあります。私でもなるほど、と思う文章もあります。

ただ、その素晴らしい手紙が、奥様の心に響くとは限りません。なぜなら、あなたの考え方や性格がまったく変わっていないことがほとんどだからです。

優秀な男性ほど、行動は変えることは出来ても、考え方や性格、ポリシーは変えることが出来ません。そして、これらが最もこの離婚問題で重要な懸念です。

 

「妻より自分の方が正しい、優れている(妻には至らない点がある)」

「自分なりに我慢している、頑張っている」

「世の中や他の男性に比べて、俺はマシな方だ」

 

という考えが、ものすごく透けて見えています。手紙を読めば、すぐに分かります。離婚するかどうかは、人間性の問題です。性格や考え方が変わらない人が「もうしません」「反省しました」と言っても、なんの意味もないのです。奥様の将来の不安は消えません。

結局、奥様から「そういうことじゃない」「もう遅い」「あなたは全然わかってない」と言われるだけです。

 

 

性格は変えられない?

そう簡単に性格は変わりません。まして、結婚している男性が、です。ただ、手紙の中で、ちょっと考え方が変わった?と奥様に思わせることは可能です。

結局、ネットのサンプルは反省を書いて、奥様の気持ちを理解した風のことを書いて、もうしません、と書いてあるだけです。それだけでも復縁できるかもしれませんが、個人的には難しいと思います。

離婚を回避するための手紙は、謝罪や反省だけではなく、あなたという人間がどう変わったのか、を奥様に知って貰うことが最も重要だと考えています。

こうした手紙を作成したい方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。費用は3万円と消費税です。

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