404 NOT FOUND | 妻への謝罪文の書き方 https://shazai.100mix.info 離婚を回避するために Sat, 10 Feb 2024 22:22:40 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.3 https://shazai.100mix.info/wp-content/uploads/2019/06/cropped-謝罪-32x32.jpg 404 NOT FOUND | 妻への謝罪文の書き方 https://shazai.100mix.info 32 32 離婚したいと言われる男性の特徴、性格、共通点 https://shazai.100mix.info/seikaku-rikon/ https://shazai.100mix.info/seikaku-rikon/#respond Sat, 06 Mar 2021 02:45:16 +0000 https://shazai.100mix.info/?p=505 これまで、離婚相談でたくさんの女性から「どうして夫と離婚したいか」を聞いてきました。男性からの奥様への謝罪文のご相談で「妻から離婚したいと言われている」という相談もたくさんありました。

このページでは、奥様から離婚したいと言われる男性の特徴、共通点(よくある性格)についてご紹介します。

※主に「性格の不一致で離婚したいと言われている」ケースを想定しています。浮気やDVなど、明確な原因がある場合は対象外です。

 

性格の不一致で離婚したいは嘘?

「妻から性格の不一致で離婚したいと言われたが、僕は離婚したくない。浮気もDVもしたことはない。育児や家事もちゃんとしている」という相談がよくあります。

実際、当事務所への謝罪文のご相談は浮気やDV、モラハラなど、明確な問題があるケースばかりではありません。「言い方が気にいらないから離婚したいと言われた」「○○が嫌だから離婚したいと言われ、直すと言ってもダメだと言われる」「離婚理由を聞いても教えてくれない、聞いても大した内容ではないので納得できない」「とにかく愛情がなくなったから無理しか言われない」などです。

確かに、こんな理由で離婚になってしまうのであれば男性が可哀想に感じます。

しかし、これを奥様側から聞くと、まったく違います

「常に自分が正しいと思う旦那で、反論ばかりされる」「何度も注意しているのに直さない」「お金に細かい、給料を教えてくれない、生活費を一部しか貰えていない」「話し合ってもどうせ理解されないし、疲れるだけ」「話し合っても逃げる、切れる、すぐ忘れる」などなど、たくさんのことを言われます。

簡単に書くと「ご主人に不満を話しても無駄だし、疲れるだけなので性格の不一致で離婚したいと言っただけ」ということです。あくまで個人の感想ですが奥様から離婚したいと言われて、ご主人にまったく不満がないというケースは限りなくゼロに近いと思います。つまり、性格の不一致でも不満はたくさんある、ということです。

 

正論が好きな男性ほど、このケースが多い

他のページでも何度も書いていますが、こうした相談は仕事や勉強ができて、合理的に考える男性が非常に多いと感じます。

よくあるケースをいくつか紹介します。

「お金に細かい、給料を教えてくれない、生活費を一部しか貰えていない」

→ 以前、妻に家計を任せていたが、妻はズボラで貯金ができず用途不明の支出も多かった。そのため自分がお金を管理し、生活費だけ渡すようにした。もちろん、家賃や光熱費もすべて払っている。自分が管理することで子どものために貯金もできている。

「何度も注意しているのに直さない」

→ 自分が悪いと思ったところは直すようにしている。ただ、悪くないと思っているところは直すのが難しい。同じようなことは妻もしている。自分が直してと言っても、直してくれないので、自分だけ文句を言われるもの納得できない。不平等ではないか。

「話し合いにならない、すぐ逃げる」

→ 妻と話し合っても感情的になるだけで、よい結果にはならない。冷静になりたいので、しばらく別に過ごすようにしている。妻とケンカしたくない。

 

どれも男性の私からすると、すごく納得できる内容です。自分でもそうするだろうな、と思います。しかし、それが女性にとってはムカつくことなのです。

正論ほど言われてムカつくことはありませんご主人が正しいことを言うほど、奥様は自分が責められていると感じます。特にこうした男性は、自分が正しいと思っていることが多いようです。逆に言うと、自分が間違っていないと思ったら、謝らないし、直さないのです。極端に言えば、なにも考えずに、奥様の指示に従っているだけのフワッとしている男性の方が扱いやすいし、奥様からすれば一緒にいて楽なのです。

つまり、めんどくさい旦那、と思われているのです。

 

奥様が浮気していると思った男性は要注意

少し話題を変えます。「妻から理由もなく離婚を求められた」というネットの話題に対して、「それは絶対に奥さんが浮気しているな」「男いるから探偵に依頼すべき」という反応があります。もちろん、そうした可能性もゼロではありません。ただ、経験的には、そうした可能性は低いです。女性からの離婚相談では「もう結婚なんかしたくない。男なんか二度と信用しない」という声の方が多いと感じます。奥様に好きな男性がいるかは別として、すぐに「妻が浮気している?」と考える男性は注意が必要です。それは、妻に問題がある、自分に責任がない、と考えがちだからです。多くの男性は同じ状況で、自分のなにが悪かっただろうと考えます。

どうして私がこう考えるかはシンプルです。女性からの離婚相談で、ご主人の浮気やDVや借金やモラハラが原因で離婚したいと奥様がご主人に離婚したいと言ったとき、「本当は男がいるんだろ!」と言われた、というケースが珍しくないためです。ここまで明確な原因が自分にあっても、奥様を疑う人はいます。自分に明確な原因がなければ、奥様を疑ってしまう男性はそう少なくないかと思います。ただやはり、すぐに奥様を疑う男性は自分に責任がないと考えがちなので、自分が理解していないだけで、奥様にとっての離婚理由は明白かもしれません。

繰り返しになりますが、奥様が浮気している可能性はゼロ、というつもりはまったくありません。ただ、もしそう感じても、奥様に直接、言うのではなく、こっそり調査した方が良いかと思います。その方が、もし浮気していなかった場合でも、関係が悪化しません。奥様からすれば、愛情がゼロになっているのに自分のことを棚上げして妻を疑うなんて、愛情がマイナスどころか、絶対に離婚しなきゃと思ってしまいます。

 

離婚したいと言われる男性のよくある言動

女性からの離婚相談や、男性からの謝罪文の相談で感じた「離婚される男性のよくある言動」をご紹介します。

※ただ、すべてのケースに当てはまるわけではありません。お二人が前向きに性格の不一致で離婚するケースなどでは関係ありません。あくまで、男性が、自分は悪くないと思っているのに奥様から離婚したいと言われた、というケースに限った話です。

平等、分担、一般的という言葉が好き

「俺と妻の収入差が7対3だから、家事の負担も7対3にしたい」「専業主婦なんだから可能な限り、育児家事をして欲しい。もちろん、俺も手伝う」「俺は一般的な父親より、相当、育児も家事もやってるよ?収入も悪くないのに、なんで貯金できないの?」「世の中には子供3人いて、働いている人もいるよ?それに離婚したら、もっと大変じゃない?」

こうした発言が間違っているとは思いません。事実だと思います。ただ、離婚したいと言われがちです。

過去の約束、過去の発言にこだわる

「結婚する前、○○するって言ったのは君だよね?」「○○するとき、俺は反対したのに○○にしたのは君だよね?」「君が○○しろって言ったからこうしてるんだよね?」

失礼な表現ですが、めんどくさい男性の典型的な発言です。細かい、しつこい、融通がきかない、男らしくない、と言われがちです。人は誰でも、間違います。完璧な人などいません。真面目な男性ほど、こういう発言が多く、奥様から嫌われます。

○○だから仕方ない

「仕事だから仕方ない」「上司や親に言われたから仕方ない」

全部それで逃げるよね、仕事だからと言われたら何も言えなくなる、と言われがちです。極端に言えば、仕方ないかどうかは誰も聞いていません。奥様に不満があって、それが解消されていない事実は同じです。仕方なかろうが、問題は解決していないのです。

子供のため、という正義を振りかざす

「子供のために節約とか貯金とかしようと思わないの?」「子供にレトルト食品を与えるなんて可哀想」「子供がママがいいって言ってるから仕方ないよね。俺は家にいる時間少ないし」

子供のため、ほど便利で残酷な言葉はありません。すべて、正義のように聞こえます。逆に言うと、言われた側は悪者ですよね。お子様を愛する気持ちを否定するわけではありませんし、とても重要です。ただ、言い方、相手、タイミングを間違うとただの暴言です。

言ってくれないと分からない

「前に○○したとき、怒られたからしなかった。やって欲しいなら言ってくれないと分からない」「俺はひとりで過ごすの好きだから分からない」「俺は○したことないから分からない」

とにかく、「分からない」という言葉は使わない方が無難です。分からないことを否定するわけではありません。でも、分からないなら聞けばいいだけですよね。(こういうと聞いても○○だった、と言う人もいますが) 分からないことが問題ではなく、それを是正しようとしない態度、開き直った態度が問題なのです。

 

説明する男性は非常に嫌われる

上記の言動で、気づいたことはあるでしょうか?

それは「すべて説明になっている」という点です。問題の原因や自身の考えを伝えているだけですよね。なにも解決していないですし、奥様の気持ちを考えてもいません。言い方を悪くすると、言い訳、口答え、になるでしょうか。他でも書いていますが、奥様は問題の原因を質問しているわけではありません気持ちを理解して欲しい、話を聞いて欲しい、少しの謝罪や感謝が欲しい、だけなのです。

例えば、「今日も仕事遅いの?また飲み会なの?」と聞かれて、「仕事なんだから仕方ない」では会話が成立していないのです。仕方ないことは奥様も理解しています。

極端には「遅くなってごめんね、育児を任せっきりでごめんね、大変だよね、なるべく早く帰ってくるね、妻のおかげで仕事ができて感謝しているよ、日曜日は家族で出かけようね」と言えばいいだけです。ここで俺が謝ることなのか…?当たり前のことでは…?このやり取りに意味あるか…?と考える男性は、難しいです。

なにが原因とか、誰が悪いとか、仕方ないとか、意味があるかとか、ご主人がどう思っているかは、どうでもいいのです。奥様がなにを言われたら喜ぶか、だけが重要なのです。

思いやりがない、愛情が感じられない、人の気持ちが分からない、話し合っても無駄、どうせ理解されない、私の話を聞いていない、と言われたことがある男性は、特に注意です。

他にも、奥様から不満や悩みを言われたときに説得やアドバイスをする男性は、要注意です。基本的に、説得やアドバイスというのは奥様の考えを否定することです。

例えば「生活が苦しい…」と奥様が呟いたときに「じゃあ俺が家計を管理する」「他の人はもっと給料が低いけど暮らしている」「じゃあお前がもっと働けばいい」などと言う男性がいます。「もっと育児して欲しい」に対して「仕事で疲れているから仕方ない」「じゃあ俺が育児するからお前が働け」などと言う男性がいます。

上記は極端は例ですが、奥様に対して「○○だから仕方ないよね」「じゃあ○○すれば?」「ネットにこう書いてあるよ?」などと言う男性は要注意です。例えば「心配しすぎだよ」「もっと育児の手を抜けばいいじゃん」「じゃあ寝てれば?」「じゃあ俺はなんて言えばいいの?」などです。

当たり前ですが、奥様はそんなことを聞きたいわけではありません。奥様も現状を理解しています。奥様はアドバイスを求めているわけではありません。こうした発言の多い男性はプライドが高く、奥様が不満や悩みを言う=自分が責められていると感じるのか、異常に反論するようです。自分から安易に「離婚してもいい」と言ってしまうことも多いように感じます。

繰り返しになりますが、結局、奥様の気持ちを理解しようとしないことが最大の問題なのです。「俺はこう思う!」というご主人の考えはどうでもいいのです。奥様がなにを求めているかが重要なのです。

例えば女性からの離婚相談で、夫に離婚の話をしたところ「いきなり言われても困る。なんでもっと前に相談してくれなかったんだ」と言われたと教えてもらうことがあります。

しかし、奥様からすればまったく「いきなり」ではありません。過去に何度もここを直して欲しいなどとお願いしています。しかし、上記のようにご主人から「俺はこう思う!」と言われるだけで、なんの意味もないので諦めたのです。「夫に相談しても無駄だと思った、直してと言っても無駄だと思った。疲れるし、反論されるだけだから。」だそうです。そうした男性ほど、あとになって「俺のなにが悪かったか教えて欲しい!」というようです。謝罪文の依頼で「あまり自分の意見を言わない妻で…」という男性がいますが、本当に意見を言わないのか、言っても無駄だから諦めたのか。後者な気がします。

簡単にまとめると「理屈っぽい夫、めんどくさい夫、と思われている」ということです。ちなみに「私の話を聞いていない」は、奥様の話した内容を記憶しているかどうか、ではなく、奥様の気持ちを理解して寄り添っているか、という意味です。

 

そんな男性は存在しない

そうは言っても、自分の意見を一切言わず、すべて妻に従っています、という男性などほとんどいませんよね。極端な話を書いています。あくまで例です。むしろ、奥様から冷たくされている、いつも嫌味を言われている、無言で家事も育児も可能な限りやっているのに、これ以上無理です、というお気持ちもわかります。

 

いまの目的は「離婚されないこと」

ただ、自分の方が可哀想と嘆いていても好転しません。いまは原因や状況がどうであれ、「離婚されないために奥様への謝罪の手紙を書く」というこのサイトの目的に戻りましょう。

つまり、「性格の不一致で離婚したいと言われて、なにを謝罪すべきか分からないけれど、とりあえず謝るので離婚しないでください」ではなく、「具体的に、○○など、思いやりがなかった点や気が利かない点を非常に反省し、これからは○○するので、どうか離婚しないでください」という手紙にするということです。

他でも書いていますが、自分が正しいと思っている男性の謝罪文は、とても下手です。自分だけが悪いわけではない、君にも責任がある、という考えが透けてみえます。そして、原因は○○です、悪かった、今後は○○します、という原因と対策だけの始末書のような内容になっています。(仕事では優秀なのでしょう)

大事なことは、ご主人がどう思うかではなく、奥様がなにを言われたいか、です。

離婚でつらい思いをする女性やお子様をひとりでも減らすことができるように、謝罪文作成サポートを行っています。詳細は他のページをご確認くださいね。

 

冗談だった、はかなり危険

補足です。「冗談のつもりで言ったのに…」「うちの妻は冗談が通じない」という男性も非常に危ないです。ご主人は冗談のつもりで「じゃあ離婚する?」「太った?」「こんなこともできないの?」「家事もちゃんとできないなら働けばいいのに」「そりゃ若い女の子の方が」などを言ったかもしれません。ただ、それは冗談ではなく、ただの悪口、暴言です。あとから「冗談だった」「本気(本心)じゃなかった」「傷つけるつもりはなかった」「そういう意味じゃなかった」などなど言いますが、本当に大問題です。

私も男なので、こうした発言が冗談というか、軽口、意味(目的)のない発言だということは理解できます。ただ、奥様にとっては、とっってもムカつく発言のようです。

そして、この問題の一番のポイントは「余計なことを言ったこと」ではありませんご主人の「そんな大した話じゃないじゃん」という気持ちが透けていることが、さらに奥様をイラっとさせる点です。

男の立場から言えば「え、『ちょっと太った?』って言われただけで離婚したいの?」と思うことがあります。ご主人も、そんな理由で離婚したいの?と思うかもしれません。

ただ、こうした「そんなことで?」という態度が、さらに奥様の気持ちを逆撫でするのです。ちなみに、結婚前からも同じような発言をしていたのに、どうして今だけ怒られるの?と思うかもしれません。それは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で、ご主人に不満がある奥様は、そうした発言がものすごくイラっとするためです。

その冗談を言ったことは、爆発の最後のきっかけに過ぎないのです。つまり、「余計なことを言ったこと」だけではなく、そこに至るまでの奥様の不満の原因、そのあとのご主人の態度、ご主人の人間性全般について謝罪しなければ意味がないのです。

こうした背景を知れば、「『ちょっと太った?』なんて言ってごめんね。冗談のつもりでした」という謝罪文がどれだけ無駄かお分かり頂けると思います。

 

お断りする場合があります

大変申し訳ございませんが、謝罪文作成サポートをお断りさせて頂くケースがあります。

反省していない場合

このサイトを読んで頂くとご理解いただけると思いますが、当事務所で作成する案はかなり「へりくだった」内容となっています。自分(ご主人)を卑下している内容です。このため、反省していない方、悪いのは自分だけじゃないと思っている方などが期待する内容にはなりません。実際に「どうしてこんなに自分を悪く書かなきゃいけないの?」と言われたことがあります。

無理な願いがある場合

「前と同じように暮らしたい”だけ”なんです」という方もご遠慮ください。浮気したのにスマホは絶対に見られたくない、酔って殴ったのに酒はやめたくない、などは困難です。また、今すぐ別居を解消したい、二度とこのこと(浮気やDV)のことで俺を責めないように約束させたい、なども無理です。謝罪文は魔法ではありません。浮気やDVをなかったことにはできません。ご主人がなにも変わらずに、関係が元に戻ることもありません。

もし離婚回避できるんだったら依頼したい

「依頼して仲直りできるんだったら依頼したいんですけど…」という方もご遠慮ください。謝罪文作成サポートは結果が保証できるものではありません。謝罪とは、手紙を書いただけで終わるわけではありません。何度も繰り返し謝罪し、反省を態度で示すなど、ご主人の努力が不可欠です。

「絶対に離婚したくない。離婚回避のためならどんなことでもする。10%でも5%でもその可能性が上がるなら依頼したい」という方であれば、こちらも全力でサポートさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

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妻への謝罪文の例文、謝罪の手紙 https://shazai.100mix.info/letter/ https://shazai.100mix.info/letter/#respond Wed, 23 Jan 2019 07:27:04 +0000 https://shazai.100mix.info/?p=199 まずはインターネット上でよく見かける奥様への謝罪文、謝罪の手紙のサンプルや例文をご紹介します。

 

よくある謝罪文のサンプル(浮気)

◯◯へ

この度のこと、誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。彼女と交際していたことは事実です。すべて認めます。君に寂しい想いをさせてしまい、本当に申し訳なく思っています。仕事でストレスが溜まっていて、つい不倫してしまいました。とても反省しています。もう絶対に浮気しません。彼女とは二度と会いません。もう別れたので安心してください。君が望むのであれば、土下座でも何でもします。スマホも解約します。許して貰えるとは思っていません。僕には謝罪することしかできません。本当にごめんなさい。君が家を出てから、とても寂しいです。子供にも会いたいです。子供と一生守ると約束したので、絶対に離婚はしません。君を愛しています。これから一緒にまた笑顔のあふれる家庭を築いていきたいです。ご返信、お待ちしております。

 

よくある謝罪文のサンプル(モラハラ等)

◯◯へ

これまでのこと、本当にごめんなさい。すべて僕が悪かったと反省しています。不快な発言、怖がらせる行動、心から後悔しています。取り返しのつかないことをしてしまいました。仕事でストレスを感じ、イライラしていました。僕が精神的に未熟で、思ってもいない発言をしてしまいました。○○と言ったことは本心ではありません。つい、売り言葉に買い言葉で言ってしまいました。また、物を壊してしまったことも反省しています。これからは絶対に暴言を吐きません、物を壊したりしません。家族を悲しませることはしません。なのでどうか、今回だけは許してください。子供のためにも絶対に離婚したくありません。どうか、家に帰ってきてください。お願いします。

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こんな感じでしょうか。実際の謝罪文は、もっと具体的なことや、反省の気持ちが書いてありますが、共通する内容はこんなところでしょう。

 

奥様が嬉しいか?

この手紙を奥様が読んで『嬉しいと感じる』でしょうか?

このサンブルにはご主人が言いたいことばかりで、奥様が言われたいことが書かれていません。謝罪文は謝るだけでは意味がありません。こうした謝罪文を奥様に渡しても、残念ながら事態が悪化してしまいます。

 

絶対に子供のため、とは書いてはダメ

特に『子供のために離婚したくない』は禁句です。離婚は金銭面、愛情面などで子供に多大な影響を与えます。それは間違いなく事実です。しかし、それを父親が言ってはダメなのです。なぜなら、奥様が離婚を選んだら、奥様が子供を傷つけることになるんだぞ、という脅しになるためです。

奥様は非常に傷ついている中で、離婚が子供にとって多大な影響を与えると分かっていながら、それでも泣く泣く、離婚しかないかもしれないという状況です。今の状況で離婚するかしないかを最終的に決めるのは奥様です。つまり、子供がどうなるか奥様の決断にかかっているのです。それを奥様は十分に理解しています。そんな中、原因を作ったあなたが、子供が可哀想だから離婚しないでよ~と言うことが、どれだけ残酷なことか想像してみてください。

もちろん、ご主人はそんな意図で言っているわけではありません。子供のために離婚したくない、子供を愛していてこれからも一緒に暮らしたい。それは父親として立派ですし、本音だと思います。その想いは否定しません。しかし、それをご主人が自身で言ってはダメなのです。

これは母親から本当に良くある相談(怒り)です。ご主人がそういう意味で言ったことでなくても、実際に奥様はそう感じてしまいます。ちなみに子供のことをなにも触れなくても、それはそれで怒られます。

このように奥様への謝罪文は、正直な気持ちを書けばいいとか、反省していればいいというものでは決してありません。

 


 

それでは本題の離婚回避のための奥様に対する謝罪の手紙の書き方をご紹介します。

 

妻への謝罪の手紙とは?

奥様への謝罪の手紙とは、浮気や浮気未遂、モラハラ発言等をしてしまい、奥様と復縁したい、別居を解消したい、離婚を回避したい、というときに書く手紙です。口頭ではケンカや言い合いになってしまうことも手紙であれば推敲し、冷静に伝えることができます。メールやLINEでは軽く感じ、相手もすぐに反応して言い合いになってしまいます。手紙を書かなくなった現代こそ、より気持ちが伝わる手段だと思います。

 

 

謝罪文の書き方は?

まずは共通する大まかなポイントを4つご紹介します。

理論ではなく、情に訴える

謝罪の手紙で男性と女性で大きく異なる点は、男性は圧倒的に感情が少ない点です。「○○だから○○した。申し訳ない。今後は○○する」というように、説明と対策ばかり書かれています。例えば「仕事でストレスがあって○○した」「魔が差して○○した」という表現をよく見ますが、奥様から「じゃあストレスがあったらまたするの?これから魔が差さない保証はどこにあるの?」と言われてしまいます。こうした内容は逆効果です。

いくら理由を説明しても、奥様が納得することはありません

そもそも納得できる理由などありません。【ご主人に足りなかったものがなにか】を理解しない限り、「私の気持ちが分かっていない、そういうことじゃない、話しても無駄、いつも自分が正しいと思っていると言われてしまいます。一番の問題は○○したことではなく、考え方や気持ちがすれ違っていることなのです。

 

落とし所を設定する

男性の書く謝罪文は「許してください」と書かれているケースが非常に多くあります。当然、その手紙を奥様が読んで「わかった!許す!」とは99%なりません。奥様にはプライドや不安があるので、いきなり許す、離婚しない、という言葉を引き出すことは不可能です。また、謝罪や反省の言葉だけ書かれている手紙も「それで?私はどうしたらいいの?あなたの反省になんの価値があるの?」と言われてしまいます。

この手紙の目的は「奥様を説得すること」ではなく、そんなに言うなら○○くらいなら…という、奥様の気持ちを尊重しつつ、改善のキッカケを作ること、落とし所を作ることですよね。例えば、離婚覚悟で子どもを連れて実家に帰ったのに、手紙をもらってすぐに分かった戻るわ、とはなりません。そんな状況で「早く戻ってきて欲しい」などの安易な提案をすると逆効果です。奥様だけでなく、奥様の家族なども納得できる落とし所が必要です。落とし所は状況やタイミング、性格などにもよるのでとても難しいかと思います。

 

言い訳は奥様を否定すること

奥様から「○○だから△△したんでしょ?」と聞かれて、「いや、違う!」と何度も言っていませんか? もちろん、事実と異なることは否定しなければなりません。しかし、何度も何度も奥様の考えを否定していると、奥様から「反省していない」「私の気持ちを理解していない」「バカにしている」「話しても無駄」と言われてしまいます。誰でも、自分の意見(質問)を何度も否定されたら嫌な気持ちになりますよね。言い訳を繰り返していると、奥様は「私を否定している」と感じてしまいます。もちろん「では、とにかく肯定した方がいいのか?」と言えば、違います。そもそも、このやり取りを繰り返していることが問題なのです。前述したように、いくら事実(原因)や理由を説明しても、奥様が納得することはありません。謝罪の手紙も同様で、すでに奥様に伝えたような主張(言い訳)を何度も書いても、良い結果にはなりません。

 

本質を理解する

このサイトをご覧の男性はこれまで、奥様に対してたくさんの謝罪を繰り返してきたと思います。ただその多くは「悪かった、自分はこう思う、これからはこうする」という自分中心の謝罪が多かったかもしれません。浮気して悪かった、嘘をついて悪かった、暴言を吐いて悪かった、などです。そして、それらをもうしない、というのも当たり前のことですよね。残念ながら、奥様が求めている言葉はそうではない可能性が高いと思います。本質は、奥様がどれだけ傷ついたか、将来にどんな不安があるか、ご主人がちゃんと奥様の気持ちを理解したのか、具体的になにを理解したのかだと思います。

 

 

謝罪とはテクニック

どれだけ深く反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないという強い決意があっても、それが奥様に伝わらなければ意味はありません。熱意や愛情だけで伝わるほど、簡単な話ではないかと思います。少しだけ、よくあるダメな考えや書き方をご紹介します。

 

仕事ができる男性ほど謝罪が逆効果

謝罪の手紙に反省と対応策の提案だけ書いても「私の気持ちはどうなるの?」と言われてしまいます。「結局、あなたは何も損も辛いこともない。これからも私だけが我慢するの?」と。慰謝料などお金で解決はできません。結局は家族のお金です。じゃあ、謝る以外になにをすればいいの?と感じる男性は要注意です。ビジネスの場面では意外と謝罪と改善案、菓子折りくらいで済むことが多くあります。土下座する、坊主にする、などは合理的でなく、無意味だからです。しかし、奥様は取引先ではありません。その合理的に考える姿勢がムカつく、反省していない、と感じるのです。こうした傾向は、仕事ができる男性ほど多くみられます。奥様は始末書と改善案、弁償を求めているわけではありません。気持ちの問題なのです。

 

正論はダメ

これも上記と似ています。「離婚してもお金で困るだろうし、働くのも大変だよ?」「子供も転校したくない、親の都合で可哀想だ」「弁護士に依頼してもいいけど、そのお金もったいなくない?」など、確かにその通りです。正しいと思います。ただ、正しいとか間違っている、という問題ではないのです。そんなことは奥様も分かっています。ご主人が当たり前のことを言うほど、奥様の気持ちを理解していない、むしろ見下している、ということになるです。当たり前で、どうしようもないことをご主人からわざわざ言われるたびにイライラしてしまうのです。「俺も子供に会う権利があるはずだ」なども逆効果です。その通りですが、権利や義務の問題ではありません。だったら「子供に会いたい」でいいはずです。合理的に考える男性ほど、見下している、バカにしている、反省していない、話しても無駄、分かっていないと言われがちです。奥様が責められていると感じるとも言われます。

極端に言えば、ご主人がどう考えているかはどうでもいいのです。謝罪文に書くべきことは、奥様がなにを言われたいかだけです。

 

事実を認めない、不利になりたくないという気持ちは捨てる

浮気やモラハラの事実をぼかして書きたい、という方がいます。詳細に書く必要はありませんが、なにに対して謝罪しているのか分からないと逆効果です。「離婚したくない、でももし離婚するなら慰謝料を払いたくない」という人は反省している人でしょうか?理想の夫でしょうか? 二兎を追う者は…ではありませんが、本末転倒になります。

ちなみにほとんどの場合で、原因は1つ、1回ではありません。例えば「昨日、イライラして壁を殴ったら妻が出て行った」という相談で詳しく聞いてみると、それ以前にもモラハラ発言であったり、無視であったり、不適切な行為や発言がたくさん出てきます。男性は直近の問題や奥様に言われたことだけを謝罪する傾向にありますが、それでは足りません。奥様は不満がたくさんあるので、それをできるだけ多く理解した、と示す必要があります。「壁を殴ってすまん、もう壁を殴りません」では意味がないのです。不利になりたくない、という人ほど、そうした後ろめたいことを忘れがち(無かったことにしがち、隠しがち)です。

 

正直に書くほど悪化する

正直に言えば(書けば)許される、と勘違いしている人がいます。「子供が生まれて妻を女性として見られなくなった」「実は妻の妊娠中も浮気していた」など。嘘や隠し事がなくなって、本人はスッキリするかもしれません。すべて正直に話せ、と奥様に言われたから従っただけですし。ただ、これは非常に危険です。ご主人は楽になりますが、奥様は辛い記憶が増えるだけです。知ってしまったことは忘れることはできません。前と同じには戻りません。奥様は知れば知るほど、辛くなります。

もちろん「嘘をつけ」ということではありません。ただ実際に離婚相談の女性から「知りたくなかった」「知ってしまったから戻れない」「嘘をつくなら死ぬまで隠して欲しかった」と言われることも事実です。正直に話したから離婚することになった、という人がいることを忘れないでください。妻から聞かれたから答えた、など奥様のせいにするのは無意味ですよね。

「最悪、妻とは離婚してもいいけれど、子どもとは離れたくない」という男性がいます。その気持ちは十分に理解できますが、やはり難しいです。その考えは言葉に出さなくても、態度で奥様に伝わります。逆の立場でいえば「あんたは死んでもいいけど、養育費は払ってね」と同じです。そんな相手と生活するのは無理ですよね。

同様に、謝罪の手紙に「君が出て行って、つらくて会社に行けません」「僕も鬱になって病院に通っています」「子供に会えなくて毎日泣いています」などもオススメしません。正直ですが、それを言われた奥様はどう感じるでしょうか? 奥様が責められているように感じます。自分もつらい、とアピールすることは逆効果です。「自分のことしか考えていない」と言われてしまいます。

 

伝わらない=反省していない

『夫から謝罪の手紙を受け取りました。でも、ごめんなさいばかり書かれていて、なにも伝わってきません。私がどうして離婚したいか理解していないんだと思います。本気で考えた内容だとは思えません。そもそも、私は謝罪して欲しいとは思っていないんですけど。これって反省していないってことですよね?』

実際に離婚相談で女性からお話しされた内容です。

本当に奥様は謝罪の言葉を求めているのでしょうか?  謝罪すること自体は当然のことです。しかし、奥様が欲しいのは謝罪の言葉ではなく「これからの安心」ですよね。ご主人がどれだけ奥様の気持ちを理解し、今日まででどれだけ変わったのか。奥様の不安を解消できる根拠をどう示すのか。これからも結婚生活を続ける上での安心が欲しいのです。

これを理解していないと「ごめんなさい、もうしません、自分が間違ってました、離婚したくないです」を繰り返すだけの意味のない謝罪文になってしまいます。そして反省していない、話しても無駄、謝ればいいと思ってるでしょ、と言われてしまいます。

 

自己紹介

当事務所は「子供の幸せを最優先に考える」をテーマに離婚協議書や公正証書案の作成を行っている行政書士事務所です。これまで4千件以上の離婚や浮気、モラハラなどの相談を受けてきました。現在のLINE登録だけで3千件を超えています。その中には、本当は離婚したくないのだけれど…という女性や男性も多くいらっしゃいました。

当事務所では、離婚で悲しい思いをする奥様やお子様がひとりでも減るよう、離婚しないための奥様に対する謝罪文作成サポートをはじめました。当事務所で行うことは、ご主人の代わりに謝罪する、という仕事ではありません。ご主人の反省の気持ち、謝罪の気持ちを奥様に正しく伝えるためのお手伝いをする仕事です。

 

よくあるご相談

モラハラ・DV・喧嘩など

これまでのモラハラ発言が原因で別居することになった…

ケンカして傷つける発言をしてしまった…

子供の前で大声を出してしまった…

異性関係など

浮気が妻にバレて、実家に戻ってしまった…

妻にスマホを見られて、浮気が疑われている…

出会い系アプリ(風俗)を利用して、離婚すると言われている…」

その他

「親との同居で揉めた」

「暴言や暴力はないが、態度が原因で離婚したいと言われている」

「勝手に車を買った、借金をした、お金を貸した」

「結婚前の浮気、借金、トラブルが原因で離婚されそう」

最近では異性関係より、モラハラやその他などの依頼が増えています。

 

費用

謝罪文の作成サポートの費用は3万3千円(税込み)です。すべて含まれていますので、相談料や修正料などは一切、不要です。

コンビニで現金払いできるようになりました。通帳やクレジットカードに履歴を残したくない方にオススメです。詳しくはこちらです。

 

相談はすべて無料

・ご依頼に関する相談はすべて無料です。24時間365日、メールかLINEで受け付けています。

・奥様の氏名、住所、連絡先、会社名など、個人情報を教えて頂く必要はありません。

・書類などを郵送することは一切ありません(ご家族にも知られません)

・全国どこからでもご依頼いただけます。

・依頼したことを奥様に知られないよう最大限の配慮をしています。

・お支払いも銀行から現金をお振込み頂けば通帳などの記録に残りません。

・最短で当日、案をメールやLINEでお送りできます。

・念書や誓約書、和解書や示談書についてもご依頼いただけます。

・離婚回避を保証するものではありません。

 

お断りする場合があります

・すでに離婚の調停がはじまっている

・すでにどちらかが弁護士に依頼している

・別居から半年以上が経過している

・警察沙汰になった(もしくはそれに近い)

などの場合、ご依頼をお断りしております。残念ながら、そこまで悪化している場合、謝罪の手紙を書いても効果は期待できません。特に問題が起こってから時間が経過している場合、「いまさら?」と思われてしまいます。謝罪は早ければ早いほど効果があります。ご自身で謝罪して状況が好転しない場合、できるだけ早くご相談いただけると、お役に立てる可能性が上がります。

※ 現在、未成年のお子様がいる夫婦、もしくは、子供がいなくても結婚10年以内に夫婦のみ受任しております。それ以外は原則、お断りしております。

熟年離婚などの場合、ご依頼頂いてもお役に立てない可能性が高いためです。また、過去に50代以上の男性から依頼された際、対応できない要望をされたことが複数回、あるためです。

誠に申し訳ございませんが、何卒、ご容赦頂ければ幸いです。

 

ご依頼の流れ

1、まずはLINEかメールで「謝罪文作成サポートを依頼したい」とご連絡ください。簡単な状況も教えてください。すべて無料で24時間受け付けています。

2、こちらからご案内します。疑問などあれば何でもご質問ください。

3、ご依頼後、詳細をお伺いします。同時に振込先をご連絡します。

4、基本的にはご依頼の2日以内に案をお送りします。

5、案をもとに、必ずご自身の言葉に修正してください。完成まで何度でもご相談いただけます。追加料金などはありません。

※ご依頼に関する相談や質問はすべて無料で受け付けております。ただ、依頼するつもりはないが無料でアドバイスが欲しいなどはご容赦ください。

 

LINE相談はこちら

友だち追加

 

※ ご依頼を希望される方のみ、ご連絡ください。「話を聞いて欲しい」「書き方を(無料で)教えて欲しい」「自分で書いた手紙の感想を聞きたい」などには応じられませんので、ご容赦ください。

 

メール相談はこちら

メールでのご相談の場合、以下のメールアドレスにお送りください。

sapporo.central.g@gmail.com

※以前はメールフォームを利用していましたが、不具合が多いため利用しないことにしました。

※メールアドレスのお間違い、迷惑メール設定などにより、当事務所から返信できないことがあります。24時間以内に返信がない場合、LINEでご連絡頂けると幸いです。

 

嘘の情報でも大丈夫です

詳細は謝罪文に書くことだけを教えていただきます。例えば、本当は○○なんだけれど、謝罪文には××と書きたい、という場合は××だけを教えて頂ければ十分です。また、フェイク(嘘)の情報でも大丈夫です。こちらは教えて頂いた情報で案を作成しますので、それを手書きする際にご自身で正しい情報に直してください。例えば、本当はプロ野球選手でも、プロサッカー選手です、などです。

 

実績のご紹介

当事務所ではこれまで、たくさんの場面で謝罪文の作成サポートをしてきました。

例えば「浮気がバレたのが3回目」「奥様が子供を連れて実家に帰ってしまった」という状況でも、謝罪文を渡すことで離婚を回避できたケースがあります。「出会い系アプリを利用していたことを妻に知られた」「肉体関係はないが親密なLINEをしていて妻に見られた」「肉体関係はないが女性と二人で会った、ホテルに行った」「元彼女と連絡した、会った」などのご相談も多くあります。また、最近ではモラハラ発言やケンカ、家庭内暴力など、異性関係以外のご依頼が増えています。婚約者に謝罪したい、彼女に謝罪したい、などもあります。

当事務所への相談は【すでに自分で謝罪したけれど許して貰えない】という状況がほとんどです。そこからどうにか離婚を回避するための謝罪文作成サポートを行っています。もちろん、ご依頼いただければ絶対に許されるわけではありません。ただ「依頼してよかった」「絶対に自分では書けなかった」と言って頂けることがほとんどです。

※2023年7月時点で、合計200件以上の謝罪文作成サポートのご依頼がありました。長いもので5千文字を超えるボリュームとなりました。

 

秘訣は”変わった”と思われること

最後に謝罪文の秘訣をご紹介します。『こちらに依頼すると、自分で書いた場合となにが違いますか?』と聞かれることが多々あります。すでにたくさん謝罪をしたし、謝罪文も書きました、と。

厳しい言い方ですが、もし、ご自身が謝罪して許されたならこのページを読んでいないと思います。当事務所にご依頼される方の多くは謝罪したけれど許して貰えないという危機的状況にある場合です。こうした状況の場合、ご自身が同じように謝罪してもほとんど効果は期待できません。『前も同じことを言ってた』『しつこい』『もう信用できない』などと奥様から言われるだけです。

当事務所で提案する謝罪文は、いかに奥様から『変わったのかな』『今回は本当に反省したのかな』と思って貰えるかが勝負だと考えています。ただ謝るだけなら誰でもできます。これはスマホにロックをかけませんとか、一筆残しますとか、そうした当たり前のことではありません。詳しくはケース別をご参照くださいね。

なお、上で「ご主人がどう考えているかはどうでもいい」と書きましたが、もちろん当事務所がサポートする際にはご主人のお考え、どういった内容にしたいのかを伺いし、反映させます。修正も可能です。

 

あくまでサポートです

当事務所で作成できるのは、あくまで案(下書き)のみです。すべてこちらで謝罪の手紙を作成する、ということではありません。

奥様からなにを言われたのか、日頃からなにを言われていたか、ご主人がなにを伝えたいか、などを詳しく聞いて、ご主人のお考えやお気持ちを文章にするお手伝いをしています。ご主人がどれだけ奥様やお子様を大切に想っていても、それが正しく伝わらなければ意味がありません。

謝罪するだけの手紙ではなく、奥様が離婚を思いとどまるための手紙です。再構築のスタートの第1歩になることを目指しています。長さは原稿用紙3ページ以上で、自分で一生懸命に考えたような文章です。最終的にご主人がご自身の言葉に直し、考えて、手書きして頂きます。私の知る限り、インターネット上には載っていない内容です。ご依頼された方からは、絶対に自分では書けなかった、と言われることが多々あります。

 

ご主人がすべて悪いとは考えていません

ここまで男性に対して非常に理不尽なこと、悪者と決めつけたことを書いてしまいました。しかし、ご主人がすべて悪い、奥様は全く悪くない、と考えているわけではありません。ご依頼された方の多くは、家族のために仕事を頑張っている、良い夫、良い父親だと感じています。奥様以上に育児や家事を行っている男性も珍しくありません。

それでもこまで男性に理不尽なことことを書いたのは、すべては離婚を回避するため、です。

「自分の考えを正直に言ってなにが悪いの?」「妻の間違いを指摘してなにが悪いの?」「俺だけが悪いの?」「そこまでして結婚を続けるべき?」と感じることは当然です。ごもっともです。それでも離婚を回避するためには、正論を捨て、理不尽な質問に耐え、自分に嘘をついてでも低姿勢でいることが、一番の近道だと思います。

納得しがたいことも多いと思いますが、離婚を回避するため、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

離婚を減らしたい

繰り返しになりますが、離婚で悲しむ奥様やお子様がひとりでも減るお手伝いができると幸いです。ご依頼された方から「とりあえず離婚が回避できそう」と報告があるのが一番の喜びです。残念ながら離婚になってしまう場合でも、誠意ある謝罪をすること、愛情や感謝を伝えることにデメリットはないはずです。

過去に謝罪文作成サポートをご依頼された方から、謝罪文を奥様に渡して、奥様が「ずっと必要とされていないようで辛かった。愛されていないと思っていた。家事と育児しか求められていないと思ってた。こんな風に言ってくれてすごく嬉しい」と号泣された、という方がいました。容易ではありませんが、こうなることが当事務所の理想です。

ご依頼いただける場合は、手遅れになる前に、できるだけ早くご相談いただけるとお役に立てる可能性が上がります。

 

詳細

より詳しい情報を【浮気など異性関係】と【モラハラやケンカ】の2パターンにまとめました。

浮気の謝罪文で書くべきこと

浮気以外の謝罪文で書くべきこと

 

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浮気や不倫の謝罪の手紙に書くべきこと https://shazai.100mix.info/uwaki/ https://shazai.100mix.info/uwaki/#respond Sat, 25 Apr 2020 19:23:35 +0000 https://shazai.100mix.info/?p=398 浮気や浮気未遂で奥様へ謝罪の手紙を書くときのポイントをご紹介します。

 

よくあるご相談

・同僚と不倫したことがバレた

・LINEやメールを見られて追求された

・マッチングアプリや出会い系サイト、風俗サイトの利用や閲覧がバレた

・元彼女と連絡していることがバレた

・キャバクラなどの利用がバレた

・2回目、3回目の浮気がバレた

・ホテルのレシートなどが見つかった

謝罪文のご相談は、肉体関係があった場合だけではありません。約半数は未遂というか、女性と連絡をしたこと、連絡しようとしたこと、夜のお店や出会い系サイト(アプリ)の閲覧に関するご相談です。

 

その結果、どういう状況か

・奥様から離婚したいと言われているが、一緒に住んでいる

・奥様が実家に帰ってしまった(ご主人が追い出された)

・離婚の話は出ていないが、責められている

・女性に慰謝料を請求すると言われている

・会社をやめろと言われている

事実かどうか、証拠があるかどうかは重要ではありません。奥様が何を信じ、どう行動するかが重要です。本当に浮気はしていない、出会い系サイトに登録しただけかもしれません。しかし、誤解であっても、それを放置すれば離婚になってしまう可能性があります。

 

『なんで浮気したの?』の正解は?

浮気や浮気未遂でほぼ必ず奥様から聞かれることは『なんで○○したの?』です。

それに対し、ご主人はなんと答えましたか?

・つい出来心で、相手から誘われたから

・妻とセックスレスだったから、寂しかったから

・仕事のストレスで、暇だったから

・酔っていたから

・分からない、無言

これらはどれも、事実かもしれません。しかし、奥様が求めている回答ではありません。正解がどんな言葉でしょうか?

 

発覚時のNG発言

浮気発覚時のNG発言をご紹介します。謝罪は浮気したことだけでなく、それ以外について謝罪することがとても重要です。なにが悪かったかを自覚することが、謝罪のスタートです。

さらに嘘をついた

『…ラブホテルには行ったけどなにもしてない』『…LINEの気持ちよかったというのは冗談』など。

多くの男性は、テンパると、無理な嘘をつきます。そして、それはほとんどバレています。証拠がなければ追求はされていないかもしれませんが、信じたわけではありません。奥様はあなたに『嘘をつかれた』ということに対して、とても幻滅します。夫に浮気を問い詰めることは相当な覚悟が必要です。正直に認め、謝罪してくれたら離婚はしないと思っている女性も多いのです。その期待を裏切ったことは、浮気よりも重大な問題となります。

コラム:離婚したくないから嘘をつく

奥様から浮気を問い詰められたとき、多くの男性は大なり小なり嘘をついたり、黙ったり、逃げたりします。最初からすぐにすべてを認める人は珍しいでしょう。しかし、これは反省していない、離婚したい、奥様をバカにしている、というわけではありません。ほとんどの浮気は遊び(出来心)です。軽い気持ちであり、離婚したかったわけではありません。離婚したくないからこそ、正直に認めたら離婚されてしまうと恐れ、嘘をついてしまうのです。ただ、残念ながら、嘘をついたことは奥様にとってはマイナスにしかなりません。信用がさらに失われた、彼女を守りたいから嘘をついたんだ、自分の保身しか考えていない、など余計に悲しませてしまいます。謝罪の手紙で重要なことは離婚したくないから嘘をついてしまった、ということをどう理解して貰うか、です。

逆ギレ

『なんで携帯を勝手に見た!プライバシーの侵害だ!』『なにもしてないって言ってるだろ!しつこいぞ!』『そんなに疑うなら出て行け!』『親は関係ないだろ!』など。説明は不要ですよね。法律(プライバシー侵害)や権利義務(答える義務はない、親に相談する権利はない)などを主張する人がいますが、夫婦の間にあるのは権利義務ではなく、愛情と思いやりです。

離婚を容認

『そんなに疑うなら離婚だ!』『本当に俺が悪かった…。離婚したいのなら、してもいいよ』など。離婚するかどうかは、有責側に選ぶ権利はないですよね。離婚するかは奥様がが決めることです。そもそも奥様が聞きたいのはそんな言葉ではありません。『僕はそれでも離婚したくない。妻を愛してるから』という言葉です。その上で『…もう次はないからね』という発言ができるのです。

妻のせいにする

『セックスレスで寂しかった…』『子供ができて、家に居場所がなかった…』など。不倫は不倫であってどんな理由があっても許されるわけではありません。しかも、被害者である奥さんのせいにしてはいけません。例え事実で、奥様に聞かれたから答えただけだとしても、とても傷つけます。もちろん、様々な事情があるので、すべてご主人が悪いとは思いません。ただ、それをどう奥様に伝えるかが難しいところです。

浮気相手を守ろうとする

『彼女は関係ないから、連絡するな』『俺が全部悪かったから、彼女には慰謝料請求しないで欲しい』『彼女の連絡先は消したから無理』など。面倒なこと、おおごとにしたくない気持ちも理解できますが、事態を悪化させる発言です。不倫相手を守れば守るほど、奥様は本当に傷つきます。『そんなに浮気相手が大切なら、離婚しましょう』と言いたくなります。もし、浮気相手の女性を守りたい場合でも、それを奥様に言うのは逆効果です。

証拠がないから

『俺が不倫した証拠は?』など。義務や権利の問題ではないのです。どんどん信頼を失って、離婚に近づいています。

開き直る

浮気について、聞かれていないことまでペラペラ話す男性もいます。奥様は質問はしていますが、本当に浮気の詳細が知りたいとは限りません。正直、夫の浮気のことなんか聞きたくないのです。知れば知るほど、奥様の心の傷は大きくなり苦しみます。ご主人は隠し事がなくなってスッキリするかもしれませんが、奥様は辛いのです。

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浮気だけでなく、これらに対する謝罪も必要です。謝罪文とは、浮気したことに対する謝罪だけではなく、奥様を傷つけたこと全般について書かないと、あぁこの人は私の気持ちをまったく理解していないんだな、と余計に悲しませることになります。

 

浮気発覚後のNG発言&行動

浮気発覚時だけでなく、そのあとの対応でも地雷がたくさんあります。素直に認め、謝罪し、反省している場合でも同様です。

どうして欲しいの?』ご自身で考えるべきです。

まだ怒ってるの?』たった数日、数週間で忘れることはできません。

もう謝ったじゃん』謝って終わりではありません。

じゃあ、どうしたら許してくれるの?』許されることではありません。

そんなに辛いなら離婚する?』離婚したかったら、奥様からそう言われます。辛くても離婚を望んでいないため、我慢して乗り越えようとしているのです。

家にいると妻の機嫌が悪いので、家にいる時間を減らす 信頼がゼロのあなたが、いま、家にいないと、奥様はどう思うでしょうか。また浮気してるのかな…と不安になります。

家の雰囲気が暗いので、明るく振る舞う 『よく笑えるね?』『なにヘラヘラしてんの?反省してんの?』と言われます。

反省しているので、メソメソする 『目障り』『泣きたいのは私の方だけど』と言われます。

つまり、残念ながら、あなたが家にいても、いなくても、明るくしてても、暗くしてても、奥様の機嫌がよくなることはないのです。

 

コラム:謝罪に終わりはない

『では、どう行動すれば妻は許してくれますか?』と聞かれます。

例えば、こんな会話になりませんか?

妻:なんで浮気したの? ⇒ 夫:「」 ⇒ 妻:言い訳すんな!

妻:なんとか言え! ⇒ 夫「」 ⇒ 妻:謝れとは言ってない!聞き飽きた!

妻:正直に言え! ⇒ 夫「」 ⇒ 妻:聞きたくなかった!

など、奥様の質問や要望にどう答えても、結局、怒られます。なぜなら、奥様も混乱していて、自分自身がどうしたいのか分からないのです。上記のように、家にいてもいなくても、笑っていてもいなくても、正直に話しても話さなくても、結局、奥様が望む答え、正解などはないのです。重要なことは、それを理解し、逆ギレせず、口答えせず、繰り返し謝罪し、誠実に丁寧に対応することです。そして、奥様の気持ちに寄り添うことです。

『○○(謝罪や言う通りに)したのに』という考えは捨てましょう。『じゃあ』『でも』『だったら』のような発言はNGです。もちろん『お前が聞いたから答えた』なんて口答えしてはダメです。しかし、謝罪だけでもダメです。手を変え品を変え、できることをすべてやる姿勢が大切です。その中のひとつに、長文で手書きの謝罪文があります。

経験上、諦めずに謝罪し、一緒に住んでいれば、この状態が1年も続くケースは少ないと思います。誠実に対応を続けた場合、数ヶ月で、ある程度は普通の暮らしに戻れます。逆に言うと、時間が過ぎることを待つしか方法はありません。絶対に、焦らないこと、急かさないことが大切です。明日、奥様がすべてを忘れ、不倫発覚前と同じように接してくれる魔法は存在しません。

謝罪に終わりはない、ということを忘れないでください。

 

自己満足な謝罪文にしないために

謝罪で重要なことは、自分がなにをしてどう思うかではなく、奥様がなにに苦しみ、なにを求めているか、ということです。そのヒントは奥様自身の言葉にあります。しかし、多くの男性はその言葉を聞いておらず、自己満足な謝罪をしてしまうことがあります。代表的な例は、「これからは家事育児を頑張る」「もう浮気しないから信じて欲しい」などです。

 

浮気された妻の気持ち

まず、浮気された女性からの相談の中で、よく伺う悲しみをご紹介します。

愛されていたと感じていたのは、すべて嘘だったのか

私は夫を愛していたり、夫からも愛されていると思っていた。しかし、夫は浮気した。浮気したということは、私と子供を愛していないということだ。愛情も優しさもすべて嘘で、それらは私だけが錯覚していたのかと思うと辛い。夫のすべてが信じられない。

女性として魅力がないのか

セックスレスは歳を重ねて性欲が減少したからだと思っていた。でも、不倫相手とは肉体関係を持っていた。もう女としての魅力がないんだと言われている気がした。

妻として至らない点があったのか

完璧な妻ではないけれど、家事に育児に仕事に、自分なりに一生懸命、頑張ってきた。夫は浮気するような人間ではないと思っていた。私のなにが悪かったのか、私のなにが至らなかったのか、私はなにをしたら良かったのか、ずっと考えてしまう。どうしたらいいのか、誰か教えて欲しい。時間が巻き戻せたらいいのに。

今までの家族としての思い出がすべて無意味に思えてしまう

家族で行ったテーマパークに、温泉に、街に、レストランに、不倫相手と行っていた。私が座る車の助手席に、不倫相手が座っていた。楽しかったお出かけのとき、主人はどう思っていたのだろう。不倫相手のことを考えていたのだろうか。裏切られたことで、今までのすべてが嘘だったのかと思ってしまう。

子供を傷つけたことが許せない

夫は仕事が忙しいと思っていたので、子供が寂しいと言っても我慢させてきた。しかし、ただ不倫していただけだった。浮気を疑っているとき、浮気が発覚したとき、私達がケンカをしては子供を悲しませた。私が情緒不安定になり、子供に迷惑をかけた。子供の学費、進学費用に使うべきお金を浮気相手とのホテル代、デート代で使われた。子供を傷つけた夫を、一生許さない。など、たくさんあります。

 

妻からなにを言われたか?

上記の気持ち、悲しみは当事務所への相談の中での発言です。そのまますべてをご主人に言う女性ばかりではありません。なぜなら、奥様にもプライドがあるからです。ただ、すべてを直接、言わなくても、言葉の端々にその意図やSOSが含まれています。その真意をどれだけ汲み取り、謝罪するのか、が謝罪の大きなのポイントです。言われていないから知らない、説明されていないから分からないでは、奥様のことをなにも考えていないと思われます。特に「あなたには言っても分からない」「前にも同じことを言った」「あなたは人の気持ちが理解できない」のようなことを奥様から言われたことがある男性は要注意です。

私を愛していないから浮気したんだ

私より浮気相手の方が好きなんでしょ?離婚したいから不倫したんでしょ?なども同じです。これに対し「違う、そうじゃない」と言っても、それは奥様が求めている言葉ではありません。愛されている、という安心が欲しいのです。もちろん、どんなに言葉で伝えても、私は嫌いになった、などと言われるかもしれません。言葉で愛している、ではなく、本気で私のことを考えてくれている、と思って貰う必要があります。

信頼がなくなった、信用できない

裏切られた、もう信用できない、なども同じです。信用とはなんでしょうか。信用できない、と言われた奥様に対して、信じて欲しい!と言っても、あまり意味はないでしょう。(言わないよりマシですが) 信用とは、実績や行動によって生じるものです。奥様は具体的な行動、指針を求めているのかもしれません。それが具体的になにか、です。

子供が可哀想だと思わないのか

お子様がいる場合、ほぼ100%、子供に関することは言われます。時間的なこと、金銭的なこと、愛情的なこと、将来的なこと、さまざまです。育児のことで責められるかもしれません。ただ、どれだけ子供のことを愛している、大切に思っている、と言っても、なかなか伝わりません。言葉だけなら、なんとでも言えますから。

 

コラム:離婚したい、の本当の意味は?

奥様から離婚したいと言われて「絶対に俺は離婚しない!」と言うか「君がそんなに離婚したいなら、僕に反対する権利はない」と言うか、どちらが優しい、もしくは誠実でしょうか?

確かに離婚に応じて、しっかり慰謝料や養育費を支払うことも大切です。ただ、その前に奥様の本心を知ることが肝要です。浮気されて、離婚する!と言わない女性はいないと思ってください。それくらい、辛いことなのです。辛くて、悲しくて、どうして良いか分からないとき、ただただ逃げたい、離婚したいと誰もが思うのです。もちろん、奥様が冷静になっても本気で離婚したいときは速やかに応じて、相場以上の慰謝料等を支払うことが誠意だと思います。しかし、なにも考えずに言葉をそのまま受け取って離婚に応じる、というのは誠実ではなく、ただ無責任でなにも考えていないだけかもしれません。会社で上司に「帰れ」と言われて、本当に帰る新入社員のようなものです。

まず最初に言うべきことは「いつでも離婚に応じるよ」ではなく、「心から愛しているから絶対に離婚したくない」という言葉ではないでしょうか。それでも本気で奥様から離婚したいと言われたときに離婚に応じる、で遅くないはずです。

 

浮気以外についても

これまで浮気や不倫に対する謝罪の本質をご紹介しました。浮気された奥様が本当に求めていることを知るべき、ということです。ここからは、具体的に謝罪すべきことをご紹介します。ここでは”浮気”そのもの以外に、奥様が怒っていることをご紹介します。

仕事と嘘をついたこと

ほとんどの場合、残業や出張、休日出勤などと嘘をついて浮気しています。それは奥様からすると『家族のために、仕事を頑張ってくれてるんだ』と感謝していた気持ちを裏切られたと感じます。さらに、自分の悲しみより『パパは仕事だから』と我慢させてきた子供たちの気持ちを裏切ったこと、許せません。特に単身赴任、出張など、不在の時間が長いほど恨みを買います。

お金のこと

普通の家庭であれば、ある程度の節約をしています。奥様が一生懸命に節約していたのに、あなたが不倫相手とホテルに行って、何万円も無駄にしていたことを知れば、節約の努力がバカバカしくなるのです。家族とはファミレスしか行かないのに不倫相手とはレストランに行くことは家族よりも不倫相手に愛情があると感じてしまうのです。そしてそれは子供のためのお金です。子供の進学費用、教育費用です。つまり、不倫して子供を苦しめた、と考えてしまいます。

奥様の母親に対すること

お子様に対する謝罪が大切なことは想像しやすいと思います。それと同じように、奥様の親にも申し訳ないと謝罪すべきときがあります。男性は浮気されても親に話しませんが、女性は母親に相談することが多々あります。それをご主人に伝えるかは不明ですが、奥様の母親にも迷惑、心配をかけたかもしれません。特に、せっかく結婚を祝福してくれたのに、離婚で母親を悲しませることになりそう、ということを女性はとても気にします。そうした配慮ができると、ご主人が奥様のことを本気で考えてくれているのだな、と伝わりやすくなります。

+++

他にも、それぞれの状況で、たくさんのポイントがあります。これらに対して謝罪がないと、奥様や子供の感謝や努力をまったく理解していない、ということになります。『もう浮気しないからさ~』という言葉が余計に奥様を失望させることになるとご理解頂けると思います。

 

謝罪文のコツ

これまで浮気以外のこと、浮気発覚時やその後の発言や態度に対しても謝罪が必要なことをご紹介しました。次は、謝罪文のテクニックやコツをご紹介します。

ペナルティを課す

ほとんどの男性は、浮気された奥様の苦しみを理解できません。浮気された側は夜も眠れず、食事もできず、辛くて辛くて大変なのに、あなたは隣りでぐーぐー寝て、普通に出社しているのです。そんなのムカつきますよね。奥様からすると、浮気したご主人は前と何も変わらず、何も影響がなかったように感じてしまいます。離婚しない場合、夫から妻に慰謝料を払うことはほとんどありません。つまり、ご主人はなにも損をしていませんよね? 奥様に慰謝料を払えということではありません。なにもペナルティがないことが奥様はムカつくのです。極端に言えば、奥様がご主人に課せるペナルティは離婚しかないのです。しかし、離婚は奥様やお子様も大変です。だから奥様もどうして良いか分からないのです。ほとんどの男性の謝罪文は、謝罪や「今後は○○します」だけしか書かれていません。本気で反省している、と思って貰えるようなペナルティを自分自身で課すことがポイントです。坊主にする、お小遣いをゼロにする、スマホを解約する、すべての家事育児をする、などの小手先の話ではありません。本質的なことです。

人間性を変える

「ごめんなさい、反省してます、もう○○しません」という謝罪と誓約だけでは意味がない、と繰り返しお伝えしてきました。奥様の気持ちをなにも考えていない、奥様の話をなにも聞いていない、と同義です。浮気の最大の問題はご主人を信用できなくなることです。つまり、今のまま信用して欲しいと何度お願いしても、まったく意味がありません

いまの性格、考え方、人間性を変える必要があります。生まれ変わるくらいの覚悟、決意、行動が必要です。もちろん、生まれ変わります~と書いてもダメです。そう簡単に人間性は変わらないとは奥様も理解しています。いかに奥様に「今回の謝罪はこれまでと違うな」と思って頂けるかがポイントです。

すべては奥様を愛しているから

ご主人の目的は、離婚されたくない、許して欲しい、家に戻ってきて欲しい、などだと思います。では、そう願う理由はなんでしょうか?

それは奥様を愛しているからですよね。

現実には100%奥様を愛していて、なにも不満がないという男性は少数派だと思います。これは女性でも同じだと思います。夫婦の愛情は恋愛感情のようなものばかりではなく、家族愛であったり、情であったります。すべて正直に書けばいい、ということではありません。

このため、一番大切な奥様を愛しているという表現が謝罪文に書かれていないケースがほとんどです。恥ずかしい、嘘くさくなる、という面もあると思います。

もちろん、浮気した夫が単純に、妻を愛していますと言ったり書いたりしたところで、私を愛していたら、浮気なんか出来るはずない!と絶対に言われます。浮気がバレたから愛していると言われても、誰も信じないし、嬉しくありません。むしろバカにしている、と逆効果です。

奥様が不快に思わないように愛情を表現することが最大のポイントです。浮気の謝罪文は、どれだけ奥様を愛していて、感謝しているか、を伝えるラブレターのようなものです。ただロミオメールと呼ばれる気持ち悪い内容にならないように注意が必要です。

ここが非常に重要で、最も難しい部分です。よほど自信がある場合以外は、専門家にご相談された方が無難だと思います。特に正直な男性ほど逆効果になる可能性が高いと感じます。

 

まとめ

浮気の謝罪文には謝罪と誓約だけでなく「自分自身にペナルティを課す」「人間性が変わったと思わせる」「愛情表現」が重要だと書きました。

しかし、どう謝罪文に書くかは具体的に書きませんでした。

それはここに書いて、万が一、奥様が知ってしまうと、効果が半減してしまうためです。ここまで読んで、少しでも参考になったと思えた方は、ぜひ「謝罪文作成サポート」をご検討くださいね。

謝罪文作成サポートで作成する案には、このページに書いたこと、すべての対策が盛り込まれています。謝罪だけではなく、感謝や愛情の表現、そもそも何が悪かったのか、が書かれています。このため、最近では5000文字を超えるケースも珍しくありません。(ボリュームはお客様がどんな謝罪をしたいか、によって異なります)

ご自身で原稿用紙10枚以上の手紙を考えることはとても大変だと思います。謝罪はある程度、スピードも重要です。奥様が弁護士に依頼してから謝罪文を書いても手遅れです。

本気で離婚したくないという方にオススメです。デメリットは費用がかかること以外にないはずです。もし将来的に離婚することになったとしても、誠意ある謝罪をしたことは、きっとマイナスになりません。料金やご依頼についてはトップページをご覧くださいね。

 

諦めない、絶望しない

「どうせ謝っても許してもらえない」「これからずっと嫌味を言われ続けるなら結婚生活を終わりにしたい」という考えも理解できます。正直、謝罪するより、離婚した方がご主人も楽かもしれません。諦めることは簡単です。ただ、ご自身がどうしたいかではなく、奥様とお子様にとってなにが良いか、を考えましょう。結果がどうであれ、誠意ある謝罪をすることは必要なはずです。できることをすべてやった上で、それでも奥様が離婚を選ぶのであれば、それはそれで尊重できるはずです。

人は誰も間違うものですし、完璧な人などいません。どうか、自暴自棄にならないでください。どうか、ご自身の命や人生も大切にしてください…。もし離婚しても父親としてできることはたくさんあります。

 

離婚を減らしたい

繰り返しになりますが、離婚で悲しむ奥様やお子様がひとりでも減るお手伝いができると幸いです。ご依頼された方から「とりあえず離婚が回避できそう」と報告があるのが一番の喜びです。残念ながら離婚になってしまう場合でも、誠意ある謝罪をすること、愛情や感謝を伝えることにデメリットはないはずです。

 

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妻への離婚を考え直す手紙の例文 https://shazai.100mix.info/rikon-rethink/ https://shazai.100mix.info/rikon-rethink/#respond Sat, 21 Sep 2019 03:08:52 +0000 https://shazai.100mix.info/?p=349 このページではモラハラや性格の不一致などが原因で、ご主人が「離婚を回避したいときの手紙」についてご紹介します。浮気など女性関係が原因の場合は【浮気の謝罪の手紙に書くべきこと】をご参照ください。

 

奥様自身も分からない

まず最初に奥様自身がいま、自分がどうしたいか、ご主人にどうして欲しいか、分からないことがあるということをご紹介します。いきなりですが、逆の立場で考えてみましょう。もし、奥様に浮気されたら、一度は離婚だ!と考えますよね。しかし、離婚したら自分が幸せになれる、という自信はあるでしょうか…? お子様がいれば、お子様はどちらかの親とは一緒に住めなくなります。もし離婚しない場合、なにができるでしょうか?なにをして欲しいでしょうか? 謝ってもらう、実家に帰る、実家の親や相手の親に伝える、相手のお小遣いをなしにする…。どれもあまり意味はありませんよね。他人であれば基本的にお金で賠償しますが、夫婦ではそれができません。

夫婦関係というのは、絶対に許せないことがあっても、その償わせ方は限られているのです。離婚することくらいしかありません。離婚するか離婚しないかの2択しかなく、どちらも難しい選択なのです。このため男性でも女性でも「離婚」という言葉がすぐ出てくるのです。

離婚したい主な理由は「過去のことが絶対に許せない」か「将来が不安」の2つです。つまり、極端に言えば、過去のことを許せて、将来の不安がなくなれば、離婚は回避できる可能性があるということです。もちろん、絶対に離婚する、何度も何度も考えた上で離婚を決めた、という女性もいるため離婚が回避できないことも当然あります。ただどちらにしても、誠意ある謝罪をすることにデメリットはないはずです。

「妻から離婚したいと言われたから、僕は離婚したくなかったけど離婚した」では、あまりに残念です。諦めることは誰にでもできます。まずは誠意ある謝罪を行いましょう。

 

よくあるNGワード

妻と離婚したくないので手紙を書いてみました」というご相談があります。奥様との離婚回避の話し合いや手紙の中で、逆に奥様を不快にさせてしまう例をご紹介します。

家事や育児を頑張ります?

よくある例が「家事や育児を頑張ります」というワードです。 例えば奥様が本当にそれを求めているのであれば重要です。しかし、すべての女性がそうとは限りません。女性は家事や育児が好きで、プライドを持って行っている方もいます。もちろん、ときには面倒や苦痛に感じることもあります。しかし、愛する家族の健康のために、美味しいご飯を作ってあげたい、家を清潔に保ちたい、という気持ちもあるのです。それをまるで苦役のように、償いとして「これからは家事を頑張ります」と嫌々言われても逆効果なのです。まったく私のことを理解していない、と思われます。育児も同様で、贖罪として子供と過ごすのでしょうか?違いますよね。

こうしたことを言う・書く男性に足りない点は、家族の笑顔のためになにかしてあげたい、喜んで欲しい、という気持ちです。そうした奥様の気持ちを理解できていない点です。家事や育児を主体的に行うことは大切ですが、その理由を間違うと逆効果です。

例えば、仲の良いご夫婦と話をしていて、夫婦円満の秘訣は夫が妻の家事のあとにコーヒーを淹れて一緒に飲むこと、マッサージしてあげること、という方がいました。ご主人に足りない点はこうした気配りや心遣い、思いやりかもしれません。本当に奥様が求めていることを一生懸命に考えること、知ることがスタートです。

お小遣いを減らします?

これも上記と似ていますが「お小遣いを減らします、いりません」という例です。

本当に奥様はこれを望んでいるでしょうか? 確かにお金があるから悪いことをした、無駄使いしたというケースは多いので、奥様から「お小遣いなし」と言われることは多いと思います。懲罰的な意味合いもあると思います。ただ、実際に奥様からの相談を聞いていると「夫のお小遣いをなしにしたい」という女性はほとんどいません。なぜなら、自分の(愛する)ご主人を困窮させたい、恥をかかせたい、とは考えないためです。働いている以上、水分補給や栄養補給、飲み会、付き合い、後輩におごったりは必要です。頑張って働いている大人に対して、1円も使うなとは思いません。誰にでもリフレッシュは必要です。注意して欲しいことは、奥様の言葉をすべて真に受けることではなく、その本心を考えることです。離婚したい、も本心である場合と、そうでない場合があります。言われたことをただ手紙にしても、何も考えていないだけです。実際に無理なこと言っても逆効果ですし、奥様をバカにしているように感じられます。

慰謝料を払います?

生活する以上、お金は大事です。離婚後もお金が大事です。ただ、お金のことよりも、家族への愛情がもっと重要です。例えば「慰謝料として結婚前の貯金から◯万円を払います」と書くひとがいます。確かに、法律的には結婚前の貯金は個人の財産なので、離婚しても財産分与には関係なく、慰謝料として奥様に払うことに意味があるかもしれません。

しかし、ご主人は離婚しなかったらそのお金は自分のためだけに使うつもりだったのでしょうか?結局は子供のためのお金、家族のためのお金だと思います。奥様がその慰謝料をもらって、ひとりで海外旅行に行くでしょうか。高級なブランド品を買うでしょうか。そうした女性は少数派です。結局は子供の教育費、進学費用、生活費やマイホームの購入費や返済に充てられると思います。

こうしたことを書く男性は、そうしたことを考えていないことが多いように感じます。それはつまり、奥様のことを考えていない、自己中な謝罪ということです。これは奥様から慰謝料を求められたという場合でも同じです。ちなみに借金してでも慰謝料を妻に払います、は家計としてはマイナスが増えるだけなので、ほとんどのケースで逆効果です。

責任をとります?

「責任をとります」と書く人がいます。そして、どうやって責任をとるんですか?と聞いても、ほとんど納得できる回答はありません。簡単に「責任」という言葉を口にする男性は無責任な男性が多いように感じます。正直、家庭の問題に責任など取りようがありません。

時間を過去に戻せたり、奥様の記憶を消せる能力があれば責任を取れるかもしれません。しかし、それは不可能です。「責任を取って離婚する」も「責任を取って離婚しない」も結局はただのご主人の希望です。どちらでも奥様は大変なんです。ご主人が責任を取るために離婚”してあげる”わけではなくて、有責だから離婚されるだけです。離婚しない場合は奥様が我慢して我慢して離婚しないだけです。

 

たった1行で全然違う

上記でご紹介した例は、よくあるワードです。しかし、こうした大したことのない一言、1行で関係が悪化することは珍しくありません。これは離婚に悩んでいる側にしか理解できない内容だと思います。まずは「奥様の気持ちはすべて理解できない」という自覚が大切です。これを自覚していないと、自己満足で傲慢な手紙になってしまいます。

その他の注意やアドバイスを少しだけ。

インターネットのサンプルをコピペしない

ネットには離婚回避のためのサンプルがたくさんあります。書き出しやポイントを参考にするのは良いでしょう。しかし、あくまで参考に留めてください。なぜなら、ネットのサンプルは個別の事情について書かれておらず、とても薄っぺらい内容だからです。例えば、今回が初めての離婚騒動なのか、子供が何歳なのか、過去にどんな謝罪をしたのか、など、まったく含まれていません。離婚回避の手紙で重要なポイントは謝ることではなく、奥様の信頼を少しでも回復することです。

謝罪が目的ではない

ネットのサンプルでは「心から反省しています。後悔しています。申し訳ございません。もう二度と同じことを繰り返しません」ということがよく書かれていますが、まったく具体的ではありません。

反省したから何でしょうか?謝って終わりなのでしょうか? 離婚を回避するために大切なことは、謝ることではなく、奥様の不安や苦しみを減らすことですよね。

奥様からの嫌味に反応しない

真面目な男性の謝罪文に多いのが、奥様からの嫌味に回答しているケースです。例えば奥様から「こんなことしてどうして生きていられるの?」「私の○年間を返して欲しい」と言われたとして、「生きていて申し訳ございません」「結婚生活の○年間を無駄にごめんなさい」と書くのは、適切ではないですよね。特に後者は、二人ともこの結婚生活が無駄だった、と認めては悲しい限りです。

奥様も冷静ではいられないので、嫌味を言ってしまうことがあります。しかし、嫌味に対して反応してしまうと、意趣返しのように聞こえます。謝られても虚しいことがあります。謝るべきこと、そうでないことがあります。何でも謝ればいい、ということではありません。特にLINEで奥様に謝罪している方は、こうした本質的でない謝罪が多くなっているように感じます。

 

実際にあったご相談

当事務所では、謝罪文作成サポートを行っています。実際にご依頼されたケースをご紹介します。

妻に暴言を吐いてしまった

最も多い相談です。ケンカの際、つい暴言を吐いてしまった、という男性は珍しくありません。そうしたことが原因で奥様が実家に帰ってしまった、離婚したいと言われている、などです。多くの場合、モラハラ発言だけでなく、性格や人間性についても謝罪しなければなりません。

喧嘩して逆ギレしてしまった

自分が悪いのに、逆ギレして家出をしたり、モノを壊したりする男性がいます。

友達に妻の悪口を言ったことがバレた

友達や家族に妻の悪口を言ってしまい、それが妻に伝わった、LINEを見られた、という相談もあります。

妻との約束を破ってしまった

隠れてお酒を飲まない、ギャンブルをしない、などの約束を破ったなど。

妻に無断で借金をした

用途はバレていないが、借金がバレたという人は多い。

出張や休日出勤と嘘をついて遊んでいた

フラリーマンではないが、仕事と嘘をついて別のことをしている男性がいる。浮気を疑われることが多い。

◯◯を妻の親に謝罪したい

なにかあったとき、妻だけではなく、妻の親にも謝罪しなければならないことも。

経歴や過去の嘘がバレた

結婚前に◯◯していて、結婚後に妻にバレた。

家族や友人の前で妻を侮辱した

冗談のつもりで言ったことが、どうしても妻が許せない。

 

謝罪と対策だけでは足りない

全般的に言えることは浮気の反省文と同じで「◯◯してごめんなさい、反省しています、もう◯◯しません」という当たり前のことだけでは足りない、ということです。◯◯以外に、日頃から奥様に言われていること、ケンカの際に言ってしまったことなども謝罪し、具体的にどう今までと違うかを理解して貰う必要があります。

 

落とし所を間違えない

こんな会話になっていませんか?

夫「離婚したくない」→妻「無理」

夫「俺が悪かった」→妻「知ってる」

夫「すぐに別居解消したい」→妻「無理」

夫「いつか別居解消したい」→妻「いつかっていつ?だったら離婚しましょう」

夫「じゃあ、どうしたらいいの?」→妻「自分で考えろ」「同じことばかり言うな」「連絡も迷惑だ」「余計にイライラする」「あなたと話しても無駄だ」「私のことを心配してくれるなら離婚して」「謝る以外にできないの?」

などです。当たり前ですが、許して欲しい!とお願いして、分かった!許す!という回答は99%ありえません。こうした不毛なやり取りを続けても、失望されるだけです。奥様にもプライドがあります。もし仮に本心では離婚したくないと感じていても、すぐに「いいよ~」とは言えないのです。謝罪の手紙では、いかに奥様のプライドを尊重しつつ、「それくらいなら…」という改善のキッカケ、落とし所を提案する必要があります「ごめんなさい、もうしません、許してください」と繰り返し送っても、奥様も返答に困るのです。

ちなみに「自分で考えろ」「同じことばかり言うな」「あなたと話しても無駄だ」などは、まだ復縁の余地があることが多いと感じます。逆に言えば「自分でしっかりと考え、これまでと違う謝罪や反省をして欲しい」とも言えるためです。本当に離婚になるケースは既読にならない、一切返事がない、などの傾向があります。もちろん、例外もあります。

 

秘訣は”変わった”と思わせること

同じように謝罪を繰り返しても、意味がありません。『前と同じことを言ってる』『もう信用できない』と言われるだけです。余計に奥様を失望させます。大事なことは『前と違うな、今回は反省したのかな』と思わせることです。人間性が変わった、と思われることで、最後のチャンスが貰える可能性が広がります。なにも変わっていなければ、やり直しても時間の無駄なのです。

 

行動ではなく、考え方が変わったか?

男性、特に優秀で仕事の出来る男性は、反省と今後の行動について、とても論理的に分かりやすく書いているケースがあります。なるほど、と思う文章もあります。ただ、その素晴らしい手紙が奥様の心に響くとは限りません。なぜなら、あなたの考え方や性格がまったく変わっていないことがほとんどだからです。優秀な男性ほど、行動は変えることが出来ても、考え方や性格、ポリシーは変えることが出来ません。そして、これらがこの離婚問題で最も重大な懸念です。

妻より自分の方が正しい、優れている(妻には至らない点がある)

自分なりに我慢している、頑張っている

世の中や他の男性に比べて、俺はマシな方だ

という考えが、ものすごく透けて見えています。手紙やLINEを読めばすぐに分かります。離婚するかどうかは、人間性の問題です。性格や考え方が変わらない人が「もうしません」「反省しました」と言っても、なんの意味もないのです。奥様の将来の不安は消えません。結局、奥様から「そういうことじゃない」「もう遅い」「あなたは全然わかってない」と言われるだけです。

 

妻にも悪いところがある、が透けている

モラハラやケンカ、気遣いができない系の相談でよく感じることがにも悪いところ(原因)があるという考えがものすごく透けて見える、という点です。

妻から出てい行けと言われたから家出した」「妻から静かにしろと言われたから無視した」「妻から離婚したいと言われたから離婚届を書いて渡した」「妻から○と言われたから壁を殴ってしまった」「過去に妻から○と言われたから○した」「妻から悪口を言われたからその10倍くらい悪口を返した」などです。ここまで直接的ではありませんが、同じようなことが書かれた相談は珍しくありません。

もちろん、奥様が悪くないとは言いませんし、これらは原因として事実なのだと思います。ただ、奥様からすればあまりに幼稚で、まったく反省していないと思われます。特に「そういうことじゃない」「ずれている」「話にならない」と言われたことがある男性は要注意です。理屈っぽい、言い訳が多いなども同様です。自分に都合の良い解釈しかしないとも言われます。

こうした男性ほど、自分だけが悪いわけじゃない、と思いがちです。こうした「○○したのは悪かった。(でも原因は君にもあるんだよ…)」的な謝罪文は非常に逆効果です。悪化します。

他でも書きましたが極端に言えば、謝罪文はご主人がどう思っているかはどうでもいいのです。奥様がなにを言われたいか、だけです。どちらが正しいとか、間違っているで考える男性ほど、謝罪が下手です。

なにも理由がなくケンカをする人はいません。ほぼ必ず奥様側にも原因というか、ご主人がそういう行動をしたキッカケがあります。ただ、それをわざわざ説明(指摘)しても「あぁ反省していないんだな」と思われてしまいます。しかしながら「全部オレが悪かった、すまんすまん」と書いても、内容が薄い、反省が感じられないと言われてしまいます。

 

性格は変えられない?

そう簡単に性格は変わりません。まして、結婚している男性が、です。ただ、手紙の中で、ちょっと考え方が変わった?と奥様に思わせることは可能です。ネットのサンプルは「ごめんなさい」「反省しました」「もうしません」と書いてあるだけです。それだけでも復縁できることもあるのかもしれませんが、個人的には難しいと思います。離婚を回避するための手紙は、謝罪や反省だけではなく、あなたという人間がどう変わったのか、を奥様に知って貰うことも重要だと考えています。

 

すべては愛しているから

ご主人が奥様と離婚したくない理由、許して欲しい理由は『奥様を愛しているから』ですよね。謝罪したり、二度と○○しないことを約束するのは当たり前です。それだけでは足りません。ご主人が奥様を心から愛していて、大切に考えていると伝えなければならないのです。本当に大事なことは謝罪ではなく、奥様の不安やストレスを取り除くことです。もちろん、単純に愛しています!と書いたところで、信じられるわけないでしょ?また嘘でしょ、と思われて逆効果になってしまいます。

 

謝罪のチャンスは多くない

「もうメールやLINEで何度も謝罪したんですけど…」という相談が多くあります。もちろん、メールやLINEでの謝罪が悪いわけではありません。しかし、どうしても短く、散発的な謝罪が多く見受けられます。なにかに謝罪し、奥様から返信があり、また謝罪や言い訳をして、の繰り返しです。同じような謝罪や説明であったり、薄い内容が多いように感じます。

「謝罪の手紙も書いたんですけど…」も同じです。何度、どう謝罪してきたとしても、現状がすべてです。それが効果的でなかったから今、離婚の危機なのです。同じ謝罪を繰り返しても悪化するだけです謝罪のチャンスはそんなに多くありません。謝罪の回数を重ねるほど効果は薄くなりますし、失望が大きくなります。時間が経つほど、離婚が近づきます。

ただ、終わってしまったことを後悔しても仕方ありません。これから出来る最善は、諦めることではなく、しっかりとした謝罪の手紙を渡すことではないでしょうか。

 

とにかく話し合いたいという迷惑行為

「とにかく会って話したい」「ちゃんと話し合いたい」を繰り返す男性がいます。奥様から「用件があるならLINEで教えて」と言われても、会って話したいの一点張りです。正直、こうした男性は会ってなにを話すのかも、奥様の気持ちも、何も考えていませんしっかり考えて伝えたいことがあるのであれば、手紙でもいいはずです。「とにかく謝ればいいんでしょ。LINEで送ってもいちいち反論されて面倒くさいから会いたい」と思われてしまいます。

『会いたくない、時間が欲しいと言っている私の意見は無視。用件を聞いても具体的に答えない、同じ謝罪の繰り返し。そのくせ、子供に会いたい、寂しい、お金や私物がどうこう。過去の話し合いの結果が現状なのに、そんなことはお構いなし。会って何を話し合うの?また同じことを繰り返すだけでしょ?また私が嫌な思いをしなければならないの?』

残念ながら、女性からこうした相談が多いことは事実です。

もちろん、連絡しないでと言われて連絡をしなかったら、あとで怒られたというケースもあります。どうすべきかは、奥様次第で難しいです。ただ一つ言えることは、奥様の考えを尊重しない行為は謝罪ではなく迷惑行為です。

 

自分のことより奥様の心配を

別居中に多いのが「妻と子供がいなくなって、寂しくて毎日泣いています」「食事もできません」「会社に行く気がなくなりました」「家にひとりだと広く感じます」など、自分のことばかり書かれているケースです。事実なのだと思います。ただ、奥様からしたら「だからどうしろと?」と思うだけです。ご主人はなんのためにこれを書いたのでしょうか。可哀想だと思って欲しいのでしょうか。

奥様やお子様の健康、お金に困っていないか、学校や保育園に通えているかなどの方が、よっぽど大事なことだと思いませんか? 妻が子どもを連れて県外の実家に帰ってしまった、という相談で「お子様は転校・転園されたんですか?」と聞いて「分かりません。たぶん○○だと思います」という回答も珍しくありません。

 

離婚を回避するための謝罪の手紙とは…

ご主人がどう思うか(反省した、後悔している、もうしません)を奥様に理解させるための手紙ではありません。奥様が求めている言葉や行動を示すための手紙です。どうしたら奥様が結婚を続けても良い思えるか、どうしたら奥様の不安とストレスを軽減できるか、がすべてです。

 

謝罪文作成サポート

当事務所では「奥様に対する謝罪文作成サポート」を有料(3万3千円)で行っています。詳しくはトップページをご覧くださいね。

 

コラム:ご主人は悪くない

これまで様々なご依頼がありました。その中には「会社から転勤を命じられたら奥様から離婚したいと言われた」や「奥様に好きな人ができたから離婚したいと言われた」など、ご主人はなにも悪くないのでは…と思うケースもありました。「夫が働きながら育児や家事をほぼ完璧に行っていて、それがムカつくから離婚したい」「子供が夫の方を信頼しているのがムカつくから離婚したい」など、出来すぎる父親だから離婚されそう、などもあります。

理不尽ですよね。しかし、それでも離婚したくない、という男性が大勢います。個人的な意見ですが、離婚するかしないかは、他人が理解できることではありません。どんなに理不尽な原因でも離婚したくないという人もいれば、なにも理由がなく離婚したい、という人もいます。

そんなの納得できない!と配偶者に言っても、あまり意味はありません。当事務所としては、どんな理由や原因だとしても、ご主人が離婚したくないのであれば、そのお手伝いを最大限しています。

 

終わりに

離婚を選択された女性からご主人への言葉で、とても印象に残っているものがあります。

「今日までの結婚生活の中で、私がなにを失ったか分かりますか? あなたは謝罪し、もう◯◯しない、信用して欲しいと言うだけで、なにを失いましたか?」

この答えがわからないという方は、ぜひご相談ください。

誠意ある謝罪の手紙を渡すことで、離婚を回避できたケースがたくさんありました。諦める前に、いまできる最大限のことをしましょう。少しでもそのお役に立てれば幸いです。

 

離婚を減らしたい

繰り返しになりますが、離婚で悲しむ奥様やお子様がひとりでも減るお手伝いができると幸いです。ご依頼された方から「とりあえず離婚が回避できそう」と報告があるのが一番の喜びです。残念ながら離婚になってしまう場合でも、誠意ある謝罪をすること、愛情や感謝を伝えることにデメリットはないはずです。

 

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浮気して離婚回避のための誓約書、念書の書き方 https://shazai.100mix.info/pledge/ https://shazai.100mix.info/pledge/#respond Wed, 23 Jan 2019 07:28:27 +0000 https://shazai.100mix.info/?p=201 謝罪文には、誓約書や念書を同封することも有効です。夫が妻へ書く誓約書、念書とは、過ちを認め、もう二度と○○しません、という内容が一般的です。しかし、離婚されないために、という点で、それだけでは意味がありません。もう二度と○○しない、というのは当たり前のことで、わざわざ書いて渡しても、さほど効果はありません。むしろ、逆効果になることもあります。

 

一般的な誓約書に書いてあること

・もう浮気しません

・二度と浮気相手と会いません、連絡しません

・また浮気したら離婚に応じます

・離婚するときには慰謝料を払います

・スマホをいつでも見てください

・GPSでいつでも居場所を確認してください

・家事育児を頑張ります

 

ただの自己満足、奥様が望むことが書いていない

例えば、スマホを見ていい、GPSで居場所が分かるようにする、という項目をよく見ます。

では、本当に奥様はそんなことを求めているのでしょうか?

まず、奥様もそんなに暇ではありません。家事や育児、仕事など、やることがいっぱいあります。常に監視できる人は多くありません。そもそも、夫が浮気していないか確認する作業など、苦痛でしかありません。それがどれだけ惨めな行為か、想像できますか?

それでも、苦痛でも惨めでも、浮気されて辛くて、夫を信用できず不安で、どうしようもなく、そうした行動をするのです。

スマホを見せてやっている、という男性がいますが、そうせざるを得ない状況にした責任を、どれだけ理解しているでしょうか。奥様の気持ちを理解せずにこうした項目を書くひとは、ただの自己満足でしかありません。

重要なことは、いま、奥様がどんなことを不安に思っていて、ご主人がどういう行動をすればどう感じるか、を真剣に想像し、その対策を書くことです。

 

よくある間違い

男性が自分で考えた誓約書、念書をよく読む機会があります。だいたい同じような内容です。前半はインターネットのサンプルと同じで、不倫を認めます、もうしません、などです。

 

誓約書作成サポート

当事務所では、謝罪文に添付する誓約書の作成もサポートしています。費用は2万円(税別)です。※通常は3万円(税別)ですが、謝罪文作成サポートの方は1万円割引としています。

この誓約書はこれまでたくさんの浮気された奥様が、こうしたことを約束して欲しい、という内容を蓄積したものです。浮気された女性にお見せすると、こんなことを約束する人がいるんですね、もともとこういう不満がありました、など、浮気された奥様でも関心するような内容になっています。ご主人の性格、働き方、子供の有無など、要素によって内容は異なります。

 

再構築のための誓約書

この誓約書は、浮気された女性に対しては、「再構築のための誓約書」としてご案内しています。浮気されて、それでも夫と離婚したくない、という女性が再構築するために必要な項目が中心です。

つまり、離婚しない前提で、どうしたら良いか、という内容です。離婚されたくない男性にとっても、きっとお役に立てるはずです。

 

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